主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 さすがに上げ一服となると思うが・・・ 週末は十字足なので、安く寄り付けば調整と思う・・・

2024-01-15
おはようございます。
 
 先週末には雪もちらつき寒い日も続いているが、少しは世間も落ち着き始めているのではないかと思う。株式市場は急騰に次ぐ急騰ということで指数先行で大きな上昇となっているが、特に理由のない中での上昇であり、いつ急落となってもおかしくはないのだろう。ただ、こうして急落があるはずだと思っている人間がいるうちは下がらず、下がらないから上がるということで、どこまでも上がることもある。逆に買い材料がないだけにこれだけ上昇しているなかで空売りが積み上がりさらに上昇が続いている。もう下がらないのではないかと思う向きが増えれば恐らく高値を付けての急落となるのだろう。

 ただ、米国株式市場も急騰したがそれほど下がることもなく、上がらないけれども下がらないという状況が続いている。さらにここから決算発表が始まるが、好調な決算を発表する企業が増えれば買い直されるということにもなるのだろう。好調な決算を発表しても織り込み済みなのかどうかということになる。今回の米国市場の急騰はエヌビディアなどがきっかけとなった面もあり、日本でもファーストリテイリングの決算ではかなり反応しており、堅調な地合いが続くのかもしれない。ただ、個人的にはファーストリテイリングの決算も期待ほどではないと思っており、買われすぎから売られる場面も出てくるのではないかと思う。

オプションSQ(特別清算指数)が36,000円台と言う異常値を示したことでこの数値が当面の上値となりそうだ。35,500円台を保てないようであれば、一気に35,000円、あるいは34,500円あたりまでの調整があってもおかしくないという状況なのだろう。目先の需給次第だが少なくとも上値は重くなりそうだ。
 
週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は上げ一服とはなったものの値持ちも良く、引き続き堅調な展開となりそうだ。ただ、買戻し一巡となった後にさらに買われる材料にも乏しく空売りが積み上がらなければ手仕舞い売りに押されて調整となるのだろう。特に目先の需給だけでの相場なので、いつ梯子を外されてもおかしくはない状況だ。米国市場が休場となることで手仕舞い売りがかさむ可能性もあり、台湾の総統選挙の結果を受けて中国の態度次第では地政学リスクの高まりも警戒しなければならないと思う。
 

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