主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 下げ渋りとなるか・・・ 上値が重いとなるか・・・

2024-01-24
おはようございます。
 
 今朝も寒い朝で被災地などでも大雪となっているようだ。寒くないように過ごして欲しいものだ。株式市場は日本市場では金融緩和の継続が発表されて売られるという状況であり、金融緩和の継続は織り込まれて買戻しが進んでいたということになる。ここからは金融緩和の終了も取りざたされて来るものと思われ、上値は重くなるのではないかと思う。好調な決算を発表する銘柄が多くなればそれだけ価格転嫁が進んでいるということであり、価格転嫁が進んでいるということはインフレが進んでいるということになる。そうなれば、金融緩和の終了が始まるということであり、金融緩和の終了が始まれば円高に振れることになりそうだ。

 円高が進むと今度は円安効果で業績が好調という銘柄なども売られることにもなりそうで、いずれにしても金融緩和の終了が取りざたされるとそれ以上に業績が良いということでないと買われないことになるのだろう。ただ、一方でNISAの拡充などもあって割安感が強い銘柄や高配当利回り銘柄などが買われるということにもなるので、相場全体としては底堅さも見られるだろう。ということはここからは下がれば買い、特に割安銘柄が買われ、上がれば割高銘柄が売られるということになると思う。

一気に37,000円を試す動きとなったが、結果的に長い上髭線となって当面の高値が37,000円水準ということになりそうだ。今度は36,500円水準で下げ渋りも期待されるが、36,500円あたりが上値として意識され、まずは36,000円台固めという雰囲気で36,000円までは下落となると思う。まずは36,500円水準がキープできるかどうかということであり、キープできれば再度37,000円、できなければ36,000円まで下落と考える。
 
日銀総裁の記者会見を受けて一時夜間取引で日経平均先物が大きく売られる場面もあったが、米国市場が下げ渋るなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が下げ渋りとなり、本日の日本市場も値持ちのいい展開も期待される。半導体関連銘柄次第と言うことになるが、電子部品株なども含めて値持ちのいい展開になれば買戻しなども見られて堅調となるのだろう。ただ、マイナス金利解除など金融緩和の終了が取りざたれて戻れば売りと言うことになると買戻し一巡となったものから売り直されることになるのだろう。
 
詳しくは無料メルマガや無料動画をご覧ください。(売り買いのシグナル銘柄一覧が見られるようになりました)
 → https://s-pyxis.com
 → https://s-pyxis.com/asset/douga.html