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 日々是相場 -夕刊-   2025年9月29日(月)

2025-09-29
日々是相場 -夕刊-   2025年9月29日(月)
 
日経平均   45,043.75 円 ▼311.24円
≪東証プライム≫
売買高    25億4,606万株
売買代金  5兆1248億34百万 円
値上り銘柄数 156 銘柄
値下り銘柄数 1,444 銘柄
騰落レシオ(25日) 108.72 %
為替 1ドル=148.82 円
 
☆ 市況概況 ☆

配当落ち分以上の下げで45,000円を下回る場面も

週末の米国株は堅調だったが、配当落ちということでもあり週明けの日本市場は売り先行となった。週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が比較的しっかりとしていたのだが、配当落ち分をそのまま下げたような形で売られ、45,000円の攻防というような展開となった。目先の需給要因でアドバンテストが指数を押し上げたが、買い戻し一巡となったソフトバンクGやファーストリテイリングが指数を押し下げるような展開で冴えない展開となった。配当落ちなので値下がり銘柄が多く、高配当の証券株や海運株、銀行株などが安かった。

昼の時間帯には買い戻しも見られ、後場も下げ渋りの始まりとなり、45,000円の大台を回復する場面も見られた。ただ、買い戻し一巡となった銘柄が多いこともあり、ソフトバンクGが切り返し、指数を押し上げたものの相場全体を押し上げるということでもなかった。日経平均は最後は買い戻しも入り45,000円台は維持したものの配当落ち分以上に大きく下落、TOPIXは大幅安となった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開だが、幕間つなぎ的に買われる銘柄も散見され、グロース250指数やグロース株指数は軟調ながらも下げ渋りとなった。先物は持高調整に伴う売り買いは見られたものの、特に方向感をもっての売り買いは見られなかった。

先週末の打ち返しでアドバンテストなどが大きく指数を押し上げたがその割には冴えない展開となった。特に買い上がる材料もなく、高値圏にある高配当利回り銘柄などに利益確定売りが出て上値を押さえられた形だ。ここでさらに空売りが積み上がらないと手仕舞い売りに押されて指数が下がり、指数がさがるから売られるというように大きな調整となるのではないかと思う。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
改めて上値の重さを確認するような展開となり、25日移動平均線や基準線までの調整がみられるのではないかと思う。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo