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株式市場、先物・オプション市場

 日々是相場 -夕刊-   2025年12月11日(木)

2025-12-11
日々是相場 -夕刊-   2025年12月11日(木)
 
日経平均   50,148.82 円 ▼453.98円
≪東証プライム≫
売買高    22億4,364万株
売買代金  5兆3942億03百万 円
値上り銘柄数 209 銘柄
値下り銘柄数 1,361 銘柄
騰落レシオ(25日) 114.43 %
為替 1ドル=156.10 円
 
☆ 市況概況 ☆

米国利下げを受けて買い先行となったが手仕舞い売りに押されて一時大幅安

米国株が利下げを受けて堅調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものも多く、米国市場の引け後に発表されたオラクルの決算などを受けてハイテク銘柄などを中心に売られ安値で前場の取引を終えた。

昼の時間帯には先物が大きく売られ、米国株価指数の先物も大きく売られたこともあり、後場は下値を試すような始まりとなった。それでも日経平均が50,000円の大台を割り込んだところでは明日の先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての持高調整の買い戻しなどもあり下げ渋りとなった。それでも再度50,000円台回復となっても上がれば売りとばかりに戻りは鈍く、値持ちはいいものの買いきれなかった。最後は買い戻しも入り後場の高値圏で引けたが前場から後場に大きな窓を空けた形となった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、グロース250指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった売りが昼休み時間中に見られて指数を大きく下押す要因となったように、持高調整のなかで売り先行となっていた。乗り換え商いが中心ではあったが、買い戻しは限られた。

調整気分の強いなかで、今度は50,000円を割り込む場面もあった。米国の利下げも織り込み済みということで特に買い上がる材料でもなく、AI関連銘柄の悪材料が出ると一気に売られるということなのだろう。いずれにしても買われすぎ銘柄の修正安が続いているということで今度は下値模索となるのだろう。

☆ テクニカル分析 ☆
 
日経平均
 
25日移動平均線や基準線にサポートされて下げ渋ってはいるものの、この水準から反発とならないと25日移動平均線や基準線の下落が続き下に下にという圧力が強まると思う。

詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo