主な活動場所
@上海

 ZOO第12節

2013-10-13

(SSB10番金、本日最終試合でした!)



蒼い空な上海の秋晴れ快晴のもと、
今日はZOO第12節、串聯さんとの試合です。
SSBは本日も人数は1週間前から既に埋まっており
希望者いても早めに締め切ってしまったくらい、
とにかくたくさん集まりました。
(直前で可能になった方々、ごめんなさい!)


ちなみに、前節はドーハの悲劇バリに
かなりショッキングなロスタイムドローがあったため、
今節はそれを払しょくするためにも
ぜひぜひ、勝ちたい試合でした。


しかも、今日はなんと急きょ決まったのですが
チーム内得点王であり(9点)、
SSBの10番でもある金の日本渡航前の
最終試合になりました!
ぜひとも有終の美を飾りたい!



前節締まった試合で格上串レンさんに
引き分けに持ち込めた5月27日時の
ゲームキャプテンもGK梶でしたが
今節もディフェンスが鍵になると思ったので
今シーズン2回目のキャプテンに梶を任命。
(本人気づいてなかったと思うけど)




さて、実は
今節は「とある作戦」の下、
あえて4-1-4-1でスタート。
4-1-4-1とは前線からのチェイスに
アンカーの1が摘んでいくのが重要な形。
相手の攻撃陣を意識しての初トライです。

やってみると、結構これがうまくハマり、
ほぼ危なげなくアタッキングサードに
入れさせないディフェンスが継続して出来ました。
特に真ん中に立つSSBの心臓ダーチャン
(フィールド内では唯一の80分出場)が
より広範囲に寄与してボールゲッターとして活動できたし、
そこでの限定があるおかげも加わり
最後の砦のCB陣はフィジカル勝負にならない形で
上手なカバーと前入りが出来ており、
ちくび・本橋・磯崎の3人で回したCBは
ほぼ完ぺきな出来です!!
GKでキャプテンの梶はおそらく
ディフェンス陣の頑張りと、
こぼれたところの適切な飛び出し判断のもと
パンチングする場面もなくすべてキャッチだったんじゃないかな


もちろん、これがハマるのは
4-1-4-1ならではの前線の絞りがマストなわけですが、
特に初めてCMFに入ったなおとも普段より守備(特に球際も)に
しっかり意識して行えていたし、
今回は普段右に入ることが多い
よっちいさんたろうさんタッグを
あえて左SHにすることで、前節WG置いたような
左WGが守備に戻らないみたいなことも
今回は無く、コンパクトにやってもらえたので
かなり中盤から締めることが出来ていたのではと。



さてそんなディフェンスがあるおかげで、
なんと1本目から串聯さんよりもボール支配率は上で
試合が進められる。
そしていつもなぜか“交代前に強い”なおとが
今回も結果を出す。

左サイドスペースが空いたところを
よっちいさんがフリーラン。
相手DFと競り合いになりファールをもらう。
左側から、まだゴールまで30M以上はあろうかというところ。

この日既に1本惜しいFKを蹴っていたなおとが
ここでもボールをセット。縦に速く手前で落ちるボールを
入れ込むと、そこに佐藤寿人ばりのゴール前入り方の上手い
よっちいがどんぴしゃで合わせる!
…とはならず、
髪の毛に触れたか触れてないかくらいの
「絶妙スルー」により、相手GKが反応できず、
そのままゴールインッ!!!
(公式記録はなおとの得点。よっちいがアシスト的役割)

その後もよっちいはヘディングで惜しいシーンを演出。
先日ドイツのシャルケへ行き生ウッチーを見て
イメージを作っていた鈴木ツヨシ(鹿島サポ)から
絶妙なアーリークロスに合わせに行くなど
右から攻めて左のフリーになったところを
ゴール前に入る、というイメージがかなり出来ていました
(たろうも同じようにゴール前に入り攻撃の迫力を
 出していた。残念ながら右からの小船はシュート選択だったが)



さてさて、いずれにせよ
串聯さん相手に先制に成功しました!



2本目からは
サマーカップ躍進の立役者ともなった
毛くん・コーキコンビが登場。
(毛くんはZOOリーグ初出場)
毛くんはボール奪取能力も高く、
すべてのプレーを上手にできるが
(さらにイケメン)
特に得意技は「味方を動きを見た正確なパス」です。

よって動き出しもよいコーキとは相性も良く、
今日もワンツーやフリックなど突破への可能性を
感じさせるプレーがありました。


また、久々に復帰した
学生で19歳最年少、一番の若さというパワーを
持つケンスケは
今回もチーム随一の見事な運動量の無さを発揮するが(おい!)
しかしそれでも以前よりも意識してチェイスしていたし、
1トップに入った時のダイレクトの落としやキープには
10分間と短かったが新しい可能性を感じさせる活躍を見せた。

むしろ今節の
「バルデラマ賞」
(王様ばりの運動量の無さ)
は9番たけだでしょう。
特に3本目とかは肩に鳥とか停まるんじゃないかと
不安になるくらいの稼働範囲。
本人も「実際サボった」と漏らしていたとのこと。
しかしよっちいへの浮き球パスは
天才パサーとしてのバルデラマ能力を
垣間見せてくれたし、
やはりSSBの前半立役者大谷から
新しい9番を受け取った、高い能力は分かっている選手なので
CMFである以上今後もさらに運動量を期待したいところ。

(天才司令塔カルロス・バルデラマ/コロンビア)



さて、その後も守備はやはり完璧の仕上がり。
普段左を守っているマコトさんTTYコンビに
今回は新しく学生仲間として2回目に来た
スペ〇〇ことせいしがTTYから時間をもらい
左SBに入ってみたが
これが予想以上に動きが良い。SSBは基本的に
追い越し禁止に近くSBは後方支援型のプレーが
求められているのだが、
(※イノダイさんのゴールラインへのダッシュは
必要な定番コンテンツなのでこれはOK)
せいしはその辺はあまり気にしてなかったか、
結構積極的に追い越しを図る。
で、案の定どこかで相手DFに引っかかり、
左が開いてヤバい!展開になったが
なんと相手の2倍のスピードですぐ戻り対応。
あのスピードには一同驚き、
あれが出来るなら追い越しも良いかもと思い始める。

TTYは出てない時間を使い
むしろ通訳時代のモリーニョバリに
小船や毛くんへの戦術説明のほうに回っていた。

ダーチャンは中盤底でフリーで持てたからか
過去最多のシュートを打つ(5本くらい?)
やはりすべてR2コントロールシュートなのだがやはりゴールはならず。
(でも1本だけポストに当たるまさかの場面も)



ちなみに話題は異なるが
村井さんはたまに出る縦横無尽モードが発動され
右SBで堅実な動きをしていたはずが
3本目や4本目にはなぜか左ウイング的に
レアルのクリロナの位置にいました。
恐るべき40代鉄人。上海マラソンには今年も参加です。



さて、試合は進む。
本日最終日の金は今日はあえて1トップで入り、
左右自由に動いていいことにした。
(逆に言えば出す側も常に金を見ることになる)
彼らしい単独突破も見せてチャンスを作っていたが
得点が無かった。
しかし3本目か4本目。
左サイドを味方が突破し、
センタリングが上がったところ。
普通にGKが処理できるところだったが、それが
ミスが起こる。そこをレスポンス88の金が
逃さず反応、ぽろっとしたところを押し込み追加点ッ!!!!
泥臭いゴールでしたが、見事に自身のラストマッチもゴールを決めた。


この2点目は大きい!!!!!



過去、4本目で4点を返され逆転負けもあったりと
最後まで気を引き締めなければいけなかったが、
今回のSSBのディフェンスはほぼ完ぺきだったので
(あえて言えば梶の後逸風の場面と相手9番の右カットイン→シュート
 くらいだったかな)
そのまま危なげなく串聯さん攻撃陣を跳ね返し続け
なんと今シーズン初の完封勝利!
(しかも今回は「とある作戦」がハマったかなと自己満足気味です)




みんなで最後に、
金君とともに写真撮影。
そして胴上げ!
最高の試合でした。
(金くんのSSBへ送るコメントについてはつぶやき欄参照)

そして試合後すぐイノダイニングで
イノダイさんが準備してくれていて
(ほんと非営業日にありがとうございます!)
みんなで笑顔で乾杯!
女子マネージャーも含めて乾杯!
奥さんやお子さんも含めて乾杯!

素晴らしい日じゃないですか。
良かったよかった。
また次節も、みんなで喜びあいたいですね。





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前回も1-1で、
サマーカップも1-1(PKで串聯さん勝利)、
串聯さんとはクリーンでかつ
非常に緊張感ある試合が
毎回出来た気がします。

2013年、ありがとうございました。
また来季も楽しく一緒にサッカーしましょう。