主な活動場所
神奈川県相模原市中央区田名
 京都アニメーション「お別れ そして志を繋ぐ式」に参加して
2019-11-05
 このサイトは、タイムカプセルの管理状況を報告する位置付けなので、余り更新していません。
 しかし、立上げから11月4日までにお陰さまで「17,600アクセス」を受けています。

 botの検索が大半かも知れませんが、閲覧をして頂き、ありがとうございます。

 今回は、田名北とは直接関係のない話ですが、思う所があって記事を書きました。

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 2019年11月3日(日)と4日(月・祝)に、京都市勧業館(みやこめっせ)で、7月18日に発生した京都アニメーション放火事件の被害者に対する一般向けの追悼行事がありました。
「お別れ そして志を繋ぐ式」で、前日の2日の夕方には関係者500名が参列したようです。

 私は、その式の一般向けの3日と4日の両日に参加をさせて頂きました。

<みやこメッセ>


 相模原市内で発生した「やまゆり事件」の後、ニュースでは凶悪事件の被告や容疑者に対して精神的な疾患の疑いが多く取り上げられるようになりました。
 が、統計的に精神疾患者による犯罪は、全体の1.5%しかありません。
(出典:平成30年版 犯罪白書 第4編/第9章/第1節、4-9-1-1表)

 2016年7月26日に津久井やまゆり園で事件が発生
 2017年10月30日に座間のアパートでの連続事件が発覚
 2019年5月28日に登戸で通り魔事件が発生
 2019年7月18日に京都アニメーションで放火が発生

 人間は、理解できないことがあると、納得をするために、根拠もなく理由を決めてしまいがちです。
 しかし、精神に疾患があるから犯罪を起こすのではなく、犯罪行為に至った人間のたった1.5%に精神疾患があったというだけです。

 一番怖いのは、

『触らぬ神に祟りなし』

 と周囲が無関心・無関係を装い、トリガーとなる原因や環境を放置してしまうことだと思います。

 私は、京都アニメーションの事件を起こした容疑者を許せませんが、彼を孤立させた社会自体にも問題があると思います。心の病は環境によって、快方にも向かえば、悪化もします。

 二度とこのような事件を起こさないためには、現在総務省がパブリックコメントを募集している「危険物の規制」を強化してガソリンを携行缶で販売する際に本人確認するだけでは足りません。
 自暴自棄になって「死なば諸共」とまで思い詰めてしまう世の中の風通しを、少しでも良くすることが必要だと思います。

 通信では5Gが始まろうとしており、一見すると誰もがネットワークで結ばれるようです。しかし、以心伝心でも実現しない限り、「SNSだけ」では一時の気晴らしで、社会の風通しは益々悪くなると思います。

「デマ」「うそ」「なりすまし」「大量のノイズ」

 こんなものが溢れている中で、自分が必要とする本当に価値ある本物を探し出すのは困難です。

 私は、2日から京都に入り、式には3日に参加をして、4日は参加せずに帰る予定でした。
 しかし、3日の式の参加者が思っていたよりも少ないので、4日も式に参加し、ギリギリまで見届けることにしました。

 私が参加した「お別れ そして志を繋ぐ式」の詳細は、テキスト文のみで下記に整理してあります。
<2019年11月3日、4日の「お別れ そして志を繋ぐ式」の記録>
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892101290

<大鳥居>


 京都アニメーションに降り掛かった悲劇は、既に3ケ月以上前の話になっています。
その後、台風による被害や沖縄県の首里城火災など、大きな災害や事故が起こっています。

 相模原市内でも台風19号で亡くなられた方が出てしまいました。ご冥福をお祈りすると共に、僅かですが災害義援金を振り込ませて頂いており、私にとっても、より身近な関心事です。台風19号の時には、避難地域に住んでいる叔母が私の家に非難して来ました。

 人間の命の重さに違いはないと思います。

 ただ、京都アニメーションでは、9月から上映開始であった「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」がようやく完成した翌日に事件が発生し、作品に関わった従業員の大半になる69名が被害に遭い、36名の方が命を奪われました。

 亡くなった方の無念は計り知れません。

 この無念が晴れるとすれば、どうすれば良いのか?

 京アニファンの私にとって、彼らの無念が晴れるには、この作品が大勢の方に観られ、その上で、「よい映画を作ってくれた」と評価されることではないかと思いました。
 観られた方は分かると思いますが、本当に良い映画です。私はこの作品を、橋本で3回、都内で10回、11月3日の夜に京都で1回ほど観て来ました。

 京都には、「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」や、他の京アニ作品を作ってくれた方々に感謝を伝えたくて行きました。
 そして、作品の舞台や、その作品が作られた京アニのある「京都という街」を巡って来ました。

 多くの方にとって、京アニはアニメ制作会社の一つに過ぎないと思います。

 しかし、京都という街のアニメ制作会社であるからこそ、「不朽の名作となる京アニ作品の数々が生まれた」ことを知って頂きたいです。今は「京阪電車×響け!ユーフォニアム」のコラボイベントを京阪電気鉄道が行なっていますが、その沿線を巡ると、きっと理解できると思います。

<京阪のURL>
 https://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/euphonium/