主な活動場所
練習場所:明石勤労福祉会館。他 神戸市内(新長田・神戸・垂水)

定期演奏会 6月 @明石市民会館 大ホール (アワーズホール)
ファミリーコンサート 12月 @新長田 ふたば学舎 にて

 定期演奏会はもうすぐです!

2023-05-24
今回の演目の中に私の好きな曲があります。とても美しいメロディでなんだか切ない感じさえもする曲です
そのタイトルは『喜歌劇「メリーウィドウ」よりヴィリアの歌』

指揮者殿が団員向けに作成してくれた曲解説を見てみますと、メリーウィドウとは「陽気な未亡人」という意味で、亡き夫が残した莫大な財産を所有する未亡人ハンナの恋模様のコメディーだそうです

この「ヴィリアの歌」は第二幕の最初、ハンナが自宅で催したパーティでお客を楽しませる為に歌うのですが、‘‘森の精ヴィリアを見た狩人が彼女の虜になり、彼女を求め続けるもヴィリアは森の中へと消え去ってしまう’’ と、一見 歌詞の内容は本編とは関係ないように思います

〜・〜 
ヴィリア、あぁ、ヴィリア! 森の精よ!
あぁ、もし出来ることなら貴方のために死なずにいようか?
ヴィリア、あぁ、ヴィリア、我が恋人、我が花嫁よ
優しくそして悲しげに彼はため息をついた
〜・〜

未亡人ハンナは、亡き夫と結婚する前は大使館の公使ダニロと恋人同士でしたが、相手が伯爵という身分の差により一緒になることは叶いませんでした
しかし、未亡人となった今、ダニロ伯爵と再会を果たしますが、お互い素直になれないのです
特にダニロ伯爵は、ハンナの財産目当てだと思われたくない為に想いを伝える事ができません

そんな中で歌われたのが「ヴィリアの歌」です
冒頭「切ない感じがする」と書きましたが、狩人の切ない想い、そしてハンナが、自分がヴィリアでダニロが狩人であり同じように自分を求めて欲しいという願いを込めて歌った(※)のがそう感じさせるのでしょうか。。。 
        ※ネット上の曲解説参考

最後はオペレッタの醍醐味、みんなうまくいって大団円で終わります

この曲が好きな理由としてもう一つ☝️
今回の「ヴィリアの歌」の作曲者はフランツ・レハールですが、アルフレッド・リードによる編曲のものを演奏します
リードが作曲したもの、編曲したものを演奏する機会が何度かあるのですが、アルトサックスを「ええ塩梅」で使ってくれるなぁという印象を持っています
言うなれば「アルトサックスを美人に見せてくれる!」、なので吹いていて気持ちが良いのです。これはあくまで持論ですけれども!!

そしてもうすぐです!
第28回定期演奏会でこの曲が聴けますよ。
みなさま、ぜひお越し下さいませ

2023年6月18(日)
14時開演
明石市民会館大ホール(アワーズホール)

by アルトサックスよっちゃん