雨の赤兎山

2020-07-26
山行日:7月24日(祝)
メンバー:スマイルさん(C L)、キツネさん、トリピー
コースタイム:7:23登山口→7:59小原峠→8:39赤兎山→9:37裏赤兎山→10:43赤兎避難小屋→11:01赤兎山→11:44小原峠→12:11苅安山→13:12登山口
海の日の4連休。悪天候予報で、行き先が二転三転し、結局どれも中止。しかし、スマイルさんの「四日間もじっとしてられへんわ〜!」の一声で、一番天気がマシそうな24日に、急遽キツネさんも誘って、福井県赤兎山へ前夜発日帰りで行く事になりました。
7月23日19時大日駅出発し、勝山駅で車中泊。ここは広い無料駐車場と自販機があり、勝山駅の綺麗なトイレ(広い洗面台付き)も使えるという、最高のスポットでした。翌日は、朝からどんより。雨に降られる前に早めに出発しようと、車で林道目指しましたが、6時すぎで、なんとゲートが閉まってる!仕方がないので、待つこと30分余り、7時前にようやく管理人の方が来られて、通る事が出来ました。(協力金¥400/1人必要)とりあえず、カッパを着て万全の体制で出発です。なんとスマイルさんは、「家にあったん、この間見つけてん!」と、懐かしのレインハットとポンチョ姿。雲の間にわずかに見えた青空に期待しましたが、その後結局、雨が降ったり止んだりの天気でした。稜線へと続く登山道は良く整備されていて、眺望は全く望めませんでしたが、雨に濡れた、緑のブナ林が美しいです。赤兎山山頂付近は、終わりかけのササユリが咲いていました。
そしてここから白山、別山、三ノ峰の大パノラマ〜!のはずが、全く何も見えない〜!登頂の証拠写真だけ撮って、裏赤兎山へ。途中、赤兎避難小屋の辺りは、池塘が点在し、景色の綺麗な所です。ところが、ニッコウキスゲが、殆ど見当たりません。さては時期が遅かったか?とションボリしながら、赤兎避難小屋へ戻り、小屋でランチタイムです。小屋には2人組の先客がいて、なんと豪勢にすき焼きを食べておられました。生卵まで準備して、美味しそう。今度はぜひ、すき焼き山行したいと思いました。地元から来たという、お二人は、何回も登っておられるそうで、いろいろお話しをし、しばし休憩。この小屋は、小さいながらも清潔で、トイレも完備。快適な小屋泊が出来そうです。
小屋を出てから、雨も少しマシになり、スマイルさんが、時々見える大長山を見ながら、「まだ早いし、このまま帰ってもしゃあないで〜」とか、「せっかくここまで来たのに、登らな!」「カッコいい山やわ〜」とか、大長山にどうしても登りたそうです。私とキツネさんは、天気も悪いし、赤兎山で終わる気満々だったので、スマイルさんの独り言には、あまり反応しないようにしました。途中、帰りの赤兎山頂で出会った地元の男性に声をかけ、お話を聞いたところ、例年なら今の時期に見られる、一面のニッコウキスゲが、今年は長雨にやられて、花が殆ど無いそうです。残念!それと、私が個人山行で6/28に行き、雨で途中撤退した銀杏峰。すごく良い山ですよ〜、ぜひまた来て下さい!と教えて頂きました。その後小原峠まで戻り、時間も早いので、とりあえず、苅安山まで行ってみる事に。30分ほどで苅安山へ到着しましたが、結局天気も回復せず、眺望も相変わらず望めません。大長山へ行くと、さらに1時間半ほどかかりそうなので、スマイルさん希望の大長山は割愛させて頂き、引き返す事にしました。もと来た道を引き返し、駐車場へ到着。ここには水場があり、泥んこの登山靴を洗う事が出来ました。
帰りは、「温泉センター水芭蕉」で汗を流し、名物のおろし蕎麦を食べて、帰阪しました。
今回は天気が悪くて残念でしたが、とてもいい山だったので、天気の良い日に、またぜひリベンジしたいと思いました。赤兎山頂上で出会った方に勧められた銀杏峰もまた行きたいです。