おはようございます。
今朝は一転して真冬の寒さとなっているが、天気はとてもよく、部屋の中にいると騙されそうだ。株式市場も日経平均が3万円を超えたということで喜んでいる向きも多いのだろうが、昨年11月から日経平均が7,000円上昇したうち、ファーストリテイリング、ソフトバンクG、東京エレクトロンの3社でほぼ三分の一の上昇分となっている。ほんの一握りの銘柄で指数が押しあげられるというのバブルそのものということだ。
しかも業績が株価に追いついているかと言えばそういうことでもなく、少なくともここからは買われすぎの修正から上値も重くなると思う。金利の上昇が米国ナスダック指数の下落につながっており、ビットコインなど暗号資産の暴落も、金利上昇によるものとすれば、日銀のETF買いが見られなくなったことも含めて、いよいよ最終段階ということなのではないかと思う。日銀のETF買いの復活がどこでみられるのかにも注目だろう。
引き続き30,000円の攻防が見られそうだ。シカゴ市場の日経平均先物が一時29,600円台まで下落しており、30,000円を割り込むようであれば、一気に29,800円程度までは下落しそうだ。当面30,000円を超えると売られるということで、29,500あたりまでの調整は見られると思う。
主力銘柄は買い疲れ感から調整感が強まっており、小型銘柄の中で値動きの軽いもの..