(神歌)
うや(宇他)に〜
うや(宇他)ーち(地)〜
※「宇他」とは、宇宙から頂いた自分の魂の繋がりの人たちのことであり、「うやち(宇他地)」とは、自分が住み育った全ての土地のこと。
この世にあるもの囚われると〜
思いはせたまえて届くなら〜
この世の修羅場は生きていけぬ〜
哀れ哀れと思いきや〜
この世、幸あり大きな海の中のよう〜
荒れ狂う渦の中から浮き上がる魚たち〜
迷いさまよい歩く道〜
生き様、帰りの道問いて〜
帰りの道を踏み外し〜
行く道迷った者ならば〜
戻り戻りて産みの親〜
親の地まで戻りょうか~
忘りょうか~、忘りょうか~、親の恩~~
忘りょうか~、忘りょうか~、親の恩~~
(神言葉)
返しがたきは、親に受けた恩でございまする。
命の種を頂きながら、十月十日腹の中で育てて下さり、乳飲み子を見捨てる事なく、乳を与え、その守りし環境を作りながら、腹が立つ事、怒る事、苦しみ戦い、葛藤し、今を生きる力を身に付けた、その「親の恩」を返さぬならば、この世に生きる事、恥でございまする。
誰もが、誰しもが、今、この世に生きている方々すべてが誰かの子でございましょう。
ならば、その親にまた、その親を産んで下さった祖父母、祖父母を産んで下さった曾祖父母たち、その命を繋いで下さったすべてのご先祖の..