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 中央区秋季大会Ⅰ部準決勝(ミヤコリトルベアーズ)

2012-11-30
オッス熱血監督です

先週の日曜日ブログでも書いたように

中央区秋季大会Ⅰ部準決勝が行われました

前日に雨で試合が流れてしまい

この日は準決勝・決勝とダブルヘッダー

みんなに「決勝に連れて行きます」と宣言した私は

本当に朝から気合が入りまくりました

前日は色々考えすぎてしまい寝たのは朝4:00

集合は6:00だったのでほとんど寝られませんでした

私もまだまだ人の子ですね

薄暗い中朝新宿小に集合した選手たちは

みんないい顔してました

連日の早起きで眠いはずなのに

入念にアップを行い

いざ決戦の会場である仁戸名ファミリーズのグラウンドへ

試合が始まる前にはマリナーズの保護者がたくさん応援に来てくれて

会場はまさにマリナーズのホームグラウンドのよう

どこを見渡しても知っている人がいる

最高の環境をみんなは作ってくれました

しっかりと試合開始までの準備は行い

今回の儀式もパーフェクトに行えました

※みんなで手をつなぐやつね

でもね今思えば言いたいことの半分も言えなかった

そして申し訳ないですが何を言ったかあまり覚えてない…

まあ気持ちは伝わったと思います

対戦相手はミヤコリトルベアーズさん

中央区の中でも強豪です

JFE大会でも優勝をしているチーム

作戦はかなり練りましたよ~

いつも先発の純平を今回は抑えに

ミヤコと相性の良かった裕太を先発に

この試合どうしても先取点がほしかったので

準備の段階で選手たちには口酸っぱくいってきた

必ず序盤に点をとれ

しかし試合展開は私の思うようにはいきませんでした

守備は本当によく守ったのですが

途中キャッチャーのパスボールがあり先取点を許す展開

パスボールした時のあのキャッチャーの顔今でも忘れません

ちびまる子ちゃんのショックの時の顔に入る棒線のよう

私は基本的には試合中には怒らないのですが

彼とはこの一年本当によく会話をし注意をし

リード面に関してはかなり伝えてきた彼にはわかったのでしょう

怒らなかったけど私のしぐさでわかったんでしょうね

『監督かなり怒ってる』って

彼自身も悔しかったんでしょうね

その裏自分に打席が回ってきて挽回したい場面

三振に倒れ涙を見せていたキャッチャー

まあやっちゃったものは仕方がないので切り替えるしかない

その後は本当に集中して頑張っていましたよ

ただここで私はあの一点がこの試合左右するような気がして

それだけが気になっていました

もしこのままあれで負けたら

何とかして同点にしなければと…

試合前に選手たちには

「どんなに強い相手でも2回はチャンスが回ってくるから

必ずそのチャンスをものにしろ」


そして我慢して我慢して来ました4回に

ランナーは一二塁

打順は最近絶好調の4番和真

目の覚めるようなライトへのヒット

同点

ここしかないところで仕事をしてくれました

後続もなんとか粘り

満塁で玄武

なんと押し出しのデッドボール

あいつの痛いんだけど嬉しいあの笑顔

最高でした

中盤で2対1の逆転に成功しました


本来であれば裕太の投球回数を1回残して変えたかったのですが

相手の打順も上位に回るということで

このまま投げてもらい

6回から純平に交代させる作戦をとりました

純平は創部から一緒に頑張ってきた選手

最後は彼にお願いするしかありませんでした

緊張で顔が真っ白な純平

裕太は本当によく投げました

強豪相手に1失点の好投

こんなピッチングを見せられたら後のピッチャーだって緊張しますよね

しかも抑えれば決勝戦

彼が立った6回のマウンド

緊張の中投じた1球は…

やばかったです

キテる

野球選手ならこの言葉合わると思います

球のキレが尋常じゃない

この時私は不覚ながら目頭が熱くなりました

一番緊張する場面

そして最後の大会

ここにきて今までで一番の最高のボール投げる彼

昔泣きながらマウンドで投げていた彼は

もうそこにはいませんでした

緊張で「フーハーフーハ」言いながら呼吸をし

投げる度に「ウッ」っと声を出して投げる

まさにマリナーズのエース

最終回抑えれば勝ちという場面で

相手は7番から

3人で抑えれば1番のドリームスの選手には回ってこない

しかしセカンドにフライが上がり

一生懸命追っていたショートと激突

一瞬ヒヤッとしましたが二人ともプレーは続行可能できました

ぶつかりはしましたが積極的な行動でのミスなので

流れはまだ大丈夫だと確信してました

ツーアウトでミヤコリトルベアーズ最強のバッターを迎え

ランナー二塁で一打同点の場面

私はタイムをかけマウンドに

守備の指示もしましたが最後に

「後、アウトひとつだ。みんなで行こう決勝へ」

そう言い残し選手に託しました

純平が投げたボールをバッターが打ち返す

そのボールは…

サードの裕太のグローブに

そして大事そうにファーストへ送球して

ゲームセット

あの瞬間は今までのことが走馬灯のように思い出されました

長かった決勝への道

見事2対1で勝利

新宿マリナーズ初の決勝戦進出を決めました

あいさつが終わった後の応援席を見ると

狂喜乱舞している保護者の姿が

泣いている人まで

Aチームが一つになり

そして新宿マリナーズが一つになった試合でした

寒い中朝早くからみんなが応援してくださって本当に感謝です

決勝の様子はまたすぐにUPします

こうご期待