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 中央区秋季大会Ⅰ部決勝(仁戸名ファミリーズ)

2012-12-01
オッス熱血監督です

前回のブログの続きです

準決勝に勝った私たち新宿マリナーズは

あこがれの地決勝を迎えることになりました

ダブルヘッダーだったので二試合目の

今井Jr.ビーバーズ対仁戸名ファミリーズの勝者と

やることになりました

私はじっくり試合を見ながら次の対戦相手の対策を考えたのですが

うちのチームは今までダブルヘッダーというものをほとんどやったことがない

ましてや初めての決勝戦進出をかけ

選手は最大限の集中力と緊張感でヘトヘト

みんな決勝戦に行ける喜びで顔はニコニコですが

やっぱり疲れが見えていました

試合の間が少しあいていたのですが

それが余計に疲労感を蓄積させる

特に寒さで一度温まった体が冷えると

もう一度取り戻すのに気力と体力をさらに使わなければいけない

作戦も考えましたが最終的には

うちのチームは挑戦者

当たって砕けろ戦法で行くしかないと結論が出ました


もう一つの準決勝は仁戸名ファミリーズが勝利

今井Jr.ビーバーズも途中善戦したのですが

惜しくも敗退

今年一度も公式戦で当たったことがなかったので

ぜひ決勝の地でやってみたかった思いはあったのですが…

気持ちを切り替えいざ決勝戦


さて決勝戦は準決勝よりもマリナーズの大応援団はすごかったです

下級生には見せてあげたかったので近隣の駐車場から

徒歩で観戦に来てもらったのですが

なんと大量の保護者も

そして学校の先生も

あ、学校の先生は準決勝からもだったかな??

仁戸名ファミリーズのホームグラウンドがまたもや

マリナーズのホームグラウンドに…

本当に感謝です

初めてのことですからね

ツイッターでも来られない人たちがみんな注目してくれて

この雰囲気たまりません

疲れている選手たちに後押ししてくれる援護でした


試合はというと

準決勝と先発を入れ替えて純平が頭

さすがに準決勝のキレはなかったです

相当疲れたのでしょう

でも今できる最大限のピッチングで強打の仁戸名ファミリーズを

3回まで0点で抑えるピッチング

しかし3回途中から突然球に勢いが…

ベンチに帰ってくるとかなり疲れた様子

ちょっと早かったのですが4回から裕太を投入しました


攻撃面では初回でしたね…

満塁の場面

あそこで一本が出てれば少しは主導権を持ってこれたかな

でもさすが強豪仁戸名ファミリーズ

再三セカンドまでランナーを進めましたが

あと一本が出ず


裕太に変わった4回

彼も精一杯の投球で仁戸名打線に立ち向かう

しかしつかまり2点を献上

でもあの場面本当に良く抑えましたよ

昔のマリナーズだったらボロボロ大量得点を取られてました

そこが君たちが強くなった理由

途中で崩れなくなったんだよ

苦しいときに踏ん張れるチームになったんだ


マウンドに集まった時も

「大量得点はまずい

点は取られるのはしょうがない

このチーム相手には1、2点取られるのはしょうがないから

アウトカウントをまず取りなさい」

あの時の最少失点で防いだ彼らは

疲れていても諦めない姿勢が出ていました


終盤に差し掛かると裕太にもかなりの疲れが

自分でも球がいかないのがわかるんでしょうね

体全体を使って精一杯の投球

限界は来ていました

6回またまたピンチが

ワンナウとランナー二塁という場面

私もまたマウンドに行き

「このランナーな返したらまずい

勝てる可能性がかなり低くなる

いいか絶対に守りきれ

ここが正念場だ」

しかし限界に来ていた裕太は

ツーアウト三塁まで頑張りましたが

ワイルドピッチ

与えたくなかった追加点が相手チームに…


しかしその裏うちのチームの送りバントを皮切りに

何とか1点返す

最高のバント

最高の走塁で

あ、一人プレーに見入っちゃって

サード狙うの忘れちゃった選手もいたけど(笑)

まあご愛嬌

本当はかなり痛かったけど

でもまたまた満塁までこぎつけて

朋希のテンパり具合も最高でした

何とかして塁に出よう

なんとかしなきゃという思いから

私の指示もあたふたあたふた

でも本当にあの場面よく塁に出た

君の必死さは伝わりました

そして次のバッターの健太郎

結果は三振でしたがよくあそこまで粘った

悔しいかもしれないけど結果は結果

でも最終回への流れは作ってくれたよ


そして運命の最終回

打順よく1番から

しかし3人で終了しマリナーズは力尽きました

結果は1対3で負け

負けはしましたが立派な準優勝です

皆のすべての力を出し切ったと思います

整列後に保護者にあいさつしたとき

本当にみんなからの温かい拍手

ありがとうございました

閉会式まで時間があったのでベンチの前で集合し

各スタッフから一言いただきました

私からは

「最高の試合を二試合ありがとう

負けはしたけど胸を張って準優勝のメダルをもらってこい」


樋宮ヘッドから

「悔しいけどおめでとう

本当にここまで試合ができてみんなありがとう

楽しかった」

木村コーチから

「声を出すと・・・(涙)

おめでとう」

皆さん多少省略をしてしまいましたがそんな感じで

感無量のスタッフ陣でした


今回ブログで名前を挙げなかった選手もたくさんいますが

全てチーム力でつかんだ準優勝です

5年生のサポートもあり

保護者のサポートもあり

そしてスタッフも

もちろん出ていた選手たちも

みんな最高です


閉会式前に一人の選手に声をかけました

それはただ一人出してあげることができなかった6年生の選手

決勝戦前には器用のチャンスがあるから準備はしておけと

しかしなかなかチャンスがなく本当に申し訳なかった

彼にだけは閉会式前に個別に声をかけました

「出してやれなくてごめんな

お前も一緒に勝ち取ったメダルだ

堂々と胸を張ってみんなともらってこい」

そんな彼もメダルをかけられたときは本当にうれしそうな顔をしてました


創部5年目にして初の準優勝という賞をいただきました

選手に感謝するとともに

新宿マリナーズにかかわってくれた人全てにお礼を申し上げます


次回は閉会式の模様を書きたいと思います

ちょっとしたトラブルがあったので(笑)


それとこの大会が始まるとき

去年のエースが私に自分で作った医師のお守りを貸してくれました

「監督、これ使ってください」

去年の農山村教室で作成したお守りだそうです

効果抜群

決勝までこれたよ

ありがとう

今度は君がこのお守りで自分にいい結果をだせよ