主な活動場所
八木原小学校

 4年生のこども環境教室が開催されました

2022-06-16
6月16日(木)4年生のこども環境教室が開催されました

4年生は社会科で「住みよいくらしをつくる」という学習の中で水の循環について学びます

千葉県環境保全センターの方々にお越し頂き家庭から出る生活排水が自然に還るまでの「水の循環」について詳しく教えて頂きました

千葉県環境保全センター キャラクターの「ちーじょ君」のナビゲートでこども環境教室がスタート

私達は普段、川の水を水道用水や農業用水、工業用水などに利用しています

人間以外にも生き物や植物などが川の水によって育まれています

トイレで流した汚水がそのまま水道から出てきたらみんなはどうする?

お家で使った後の水「汚水」はそのまま川や海に流していいの?

自然や人間のために川や海を生活排水で汚さないための仕組みを学んでいきます

生活排水で一番汚いのは何でしょう?

この質問には「トイレ」の声が圧倒的多数でしたが正解はなんと「台所」

食べ残しや飲み残し、油や調味料、洗剤などが一番汚水の原因になると知りビックリしていました

生活排水は終末処理場や水を綺麗にする発明品「浄化槽」で綺麗にします

浄化槽の模型にも興味深々の子供達

生活排水の質が悪化して浄化槽の緊急事態発生の警告に子供達も「どうしたの?」と思わず声がもれます

「水を守る仲間になって!」ちーじょ君からお願いされると子供達は「いいよ!」と快諾

水を汚さないために自分たちにできることはなんだろう?と考えてみます

そこで実験開始!

代表生徒が2枚のお皿に味噌を塗ります

一方はキッチンペーパーで拭き取りをしてから洗い、もう一方はそのまま洗います

排水の量と水の汚れかたを比較します

汚れがひどい時はそのまま流さずに拭き取りをすることで「水を守る仲間」になれることが分かりました


生活排水を減らす工夫をしたり、洗剤やシャンプー、トイレットペーパーを流しすぎないことで環境保全になることを子供たちが実感できました

八木原小エリアの生活排水は花見川終末処理場で魚が泳げる綺麗な水にして自然に戻します

暮らしを支える水の循環についてよく理解しました

最後にちーじょ君の缶バッチなどをプレゼントして頂いて嬉しそうでした

千葉県環境保全センターの方から「お家の方にもお話してね」と言われると「はーい」と元気に返事をして終了となりました

水はあらゆる生命の源であり生活に欠かすことができない貴重な資源なので、ご家庭でもお子さんとお話をしてみて下さいね

今回の学習を活かして6月28日(火)には印旛沼浄水場にも社会科見学に行きます

千葉県環境保全センターの皆様ありがとうございました

"一般社団法人 千葉県環境保全センター"