主な活動場所
八木原小学校

 5年生の収穫祭が行われました

2023-02-21
2月17日(金)5年生の収穫祭が行われました

4月の種蒔きからスタートした米作りは、いよいよ締めくくり

前日に子供たちとボランティアの皆さんでブルーシートを敷き会場設営、臼と杵を洗い、お米を研ぎ水に浸したり、用具の確認等事前準備を行いました

当日はボランティアの皆さんが改めて臼と杵を熱湯で拭いたり、つき上がったお餅を丸めるトレーや餅とり粉を準備したり、実際の流れを確認したりしてから開会式となりました

新しい家庭科室を初めて使用して蒸したもち米

少し粒が残る程度に餅つき機で潰した状態にして体育館に持って行きます

収穫した餅米15kgに3kg足して18kgにしました

1回に2升(3kg)ずつのお餅を各クラス2回前半と後半に分かれて餅をついていきます

杵を使って餅をつくのは力を入れすぎず、振り上げた杵の重さを利用して、落とすようにつくのがポイントです

子供たちの中には初めて杵と臼に触れる子も多く、1人10回ペッタン、ペッタンと餅をつくのですが、杵が重くリズム良くつくのに苦戦したりしていました

それを見かねたのか、途中で先生の本気の餅つきもあったりして会場は盛り上がり、皆で大きな声で「よいしょ!」の掛け声をかけながら応援しました

餅米の粒感がなくなり、全体がなめらかになれば完成です!

つき終ったお餅は、餅とり粉の入ったトレーに移してから小さくちぎって丸めていきます

つきたてのお餅はホカホカしていて柔らかく、今すぐ食べたい気持ちを堪え、先ずは各自3個ずつを持参した容器に入れました

ボランティアさんにもお裾分けして、余ったお餅は希望する子供たちに分けました

本来であれば、つきたてのお餅をその場でいただくのですが、コロナ禍のため持ち帰って各家庭でいただきます

大切に作ったお米の収穫の喜びを、ご家庭で分かち合い、味わえることも良い経験となります

会場の片付けは、言われなくても自主的に動ける子が沢山いて手際良く行われました

閉会式では、稲作体験の感想発表や、1年間ボランティアさんにお世話になったお礼をお伝えしたりしました

閉会式の後は全員が雑巾を持って床掃除をし、体育館はあっという間に綺麗になりました

約1年間の米作りを通して、子供達はどんなことを感じたのでしょうか?

普段何気なく食べているお米が、どのようにできるかを知り、 作物を作る楽しさ、知恵と工夫、苦労を理解することで感謝の気持ちや収穫する喜びを感じられたと思います

あるご家庭では持ち帰ったお餅を少し温め直して、きな粉もちにして頂いたそうです

とっても甘くて柔らかくて、いつも食べるお餅の何倍も美味しく感じられたそうです

食卓に穏やかな笑顔が溢れる様子が浮かびますね

この日もたくさんのボランティアの皆さんとPTAの皆さんのご協力があり子供達が稲作体験の締めくくりを無事に行うことができました

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました