主な活動場所
八木原小学校

 2年生の釣り体験が行われました

2023-06-28
6月27日(火)2年生が釣り体験を行いました

2年生は生活の「生きものと なかよし」の授業の一環で、身近な生き物を飼育することでその生態について知ったり、命の不思議や大切さについて考えたりする学習をしていきます

今日は待ちに待った釣り体験!雨での順延からの開催に、朝から元気と笑顔に溢れた2年生

「釣れるかな?」「早く釣ってみたい!」期待が高まります

先生から「本当は自然の中でやりたかったけど、色々な規制で学校でやることになりました」と説明がありました

釣竿の扱いについての注意点( 振り回さない 後ろの人に気を付ける)を聞いて、いよいよスタート



ペアになって交代で釣り体験をします

洗濯バサミにスルメイカを挟んで、タライにそっと糸を垂らします

釣れたらタライにリリースして次の人に交代

制限時間は1人5分 真剣に取り組みます

「ザリガニが喧嘩しているー!」
「お腹空いてないのかな?全然たべなーい」

釣り自体が初めての子どももたくさんいて、釣れるまでじっと待つことはできない様子

垂らす場所を変えたり、狙いを変えたり気持ちが先走り、子ども達は大忙しです

先生から「水の中からザリガニさんはみんなを見ているよ。静かにじっと待たないとなかなか釣れないよ」と教えてもらうと座って静かに待つ子ども達の姿も見られました

しばらくすると、スルメイカに食いついたザリガニを静かに、慎重に手繰り寄せてタライの外に出す子が!

「釣れたーっっ!!」大きなザリガニを釣って瞳を輝かせて喜びました

「見せて、見せて」とザリガニに興味津々

地面におろしたザリガニを飼育ケースに入れる時も大盛り上がり

ザリガニといえば大きなハサミ

前から掴もうとするとハサミを振り上げることもあるため、釣れた場合は後ろから二本指でつかみます

直ぐには掴めず、悪戦苦闘しながら飼育ケースに入れます



次は自分が釣り上げるぞ!と意気込むものの、釣れずにタイムアップとなり、掴み採りに作戦変更

ハサミが怖くて掴めない子 思いの外素早く逃げるザリガニに翻弄されながらも、釣れなかったペアの飼育ケースにもザリガニが入りました

先生から「溺れないように2センチ位の水と、釣りで使ったスルメイカを飼育ケースに入れてね」と教えてもらい飼育準備完了

釣ったザリガニの大きさ比べで競ったり、その場で観察を始める子もいました



ザリガニは釣りのペアで責任を持って学校で飼育します

水変えや餌やりなど飼育環境を整えてお世話をしていきます

早速、名前を考えているペアもいました

生き物を育てる体験を通して、成長の様子や変化に関心をもち、生き物への親しみをもって大切に育てることを学び、それが生命について考えることにも繋がります

貴重な体験学習にご協力頂いたボランティアの皆様、先生方ご協力いただきました