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「廣戸川」
福島県天栄村の無料貸切風呂の岩風呂で有名な五峰荘の女将に聞いて訪れた松崎酒造。廣戸川近辺の米作は三内丸山遺跡に匹敵する歴史の深い東北の有名酒造です。
福島のお酒と言えば中将や栄川、飛露喜や泉川と沢山ありますがこの日本酒もお薦めです。松崎酒造は飲んで頂き美味しさが分かってもらえば嬉しいと言いPRがへたくそで有名ではありません。
飲み口は新潟の雪中梅に似ていて米で出来ていると主張がありますが苦みが少なく飲み口がサラリとして飲みやすいです。

杜氏・松崎祐行さんは、26歳で蔵人としてスタートした矢先、東日本大震災に見舞われた。震災直後、長年、岩手から酒造りのために蔵に来ていた南部杜氏が病に倒れ、酒造りを続けることが困難に。「それまで私は一蔵人として濾過の行程に関わるくらいで、酒造り自体にはタッチしていませんでしたが、これを機に杜氏になる決心をしました。県の清酒アカデミー職業能力開発校で酒造りを学び、酒質や製造量など、これまでの酒造りを大幅に見直すことにしたのです」。自分がこの蔵をなんとかしなければ……そんな思いが、若き祐行さんを突き動かしたのだ。
（酒造HPより抜粋）

是非歴史ある福島の酒蔵のニューフェースが仕込んだ日本酒を飲んでみて下さい。審査の苦しさ復旧の困難さを克服し美味しい日本酒を作ってくれる杜氏さんに感謝したくなる旨さです。