主な活動場所
愛知県小牧市立桃ヶ丘小学校

 U10・9 練習日

2014-03-15
 気持ちのいいあいさつ、言われなくてもできる選手ばかりになってきました。あいさつは、グランツのときだけでなく、普段の生活でもしっかりできるようになるといいですね。練習の準備も、進んでできる選手もいて気持ち良く練習が始められます。

 練習中に、集合して話を聞く場面がありますが、今日は集合しても、なかなか集中できない場面がありました。これも切り替えの一つです。現代サッカーは攻守の素早い「切り替え」が重要だと言われています。プレー以外の部分でも、素早く切り替える習慣を身につけたいです。次回の練習では、ピシッと切り替えられるといいですね。

 今日の練習でもいい場面がたくさん見られました。その一部を記します。

 まず、ボールマスタリー。毎回の練習で少しずつメニューを変えています。今日もそうでしたが、最近の練習では、「えー、分からん」という後ろ向きな声は聞かれません。「なんとかしてマネしよう」「やってみよう」という姿勢ばかりです。このイメージ通りに動こうとする練習は大切です。いいプレーを見たときに、それを真似する力も高まります。足元の技術も、頭も鍛える、いい取り組みができています。

 初めての練習、「オーバーラップからの1対1」では、ボールを持った味方の死角から追い抜く際、「ヘイ!」とただ声を出すだけでなく、「前!前!」とメッセージを伝える声が増えてきました。この小さな積み重ねが大切です。

 今日のメインメニュー「状況判断の2対1」では、どこにスペースがあるか把握して、「味方を走らせるパス」を出すか、「大きなワンタッチ」で前へ素早く進むのか、判断する練習をしました。最初は適当に蹴ってしまう場面が目立ちましたが、だんだん正しい判断ができるようになってきました。こうした場面を見ると、どのようなテーマで、どのような練習をするか、ポイントを絞って練習することはとても重要だと実感できます。ただ、ワンタッチドリブルも、パスも、まだ精度が低いため、シュートに結びつかない場面も多いのですが、『状況把握⇒判断』の流れは確実によくなっています。この調子で頑張りましょう。

 あるプロコーチの言葉です。「足元の上手な選手はいくらでもいる。でも、状況を把握して、正しい判断のできる選手は少ない」練習中、選手にも話しましたが、イマイチ伝えられませんでした。実際、上手な選手達の練習を見ていても、正しく判断できていない選手がたくさんいます。足元はとても上手なのに、DFが目の前にいても、無理やりシュートを打ってしまう選手がけっこういます。頭が柔軟な今のうちに、『状況把握⇒判断』する練習をもっと増やしていく必要があると感じます。

 明日の試合では、今までの練習してきたことが、少しでも多く発揮できるといいですね。