主な活動場所
愛知県小牧市立桃ヶ丘小学校

 U9・10練習

2014-03-01
 今日の練習では、久しぶりに「子ども達は、なんでサッカーしているんだろう」ということを考えさせられました。

 ほとんどの選手がプロ選手になるわけではありません。サッカーを通して人として成長してほしいと思っています。サッカーはミスがたくさん起こるスポーツです。プレー中のミスの後、すぐに切り替えて状況を把握して次の行動を選択する必要があります。人生でも失敗したあとに、どのような行動を取るかはとても大切です。小学生年代では、技術だけでなく、人間性を育むことが、大変重要だとも言われています。失敗しながら、少しずつ成長していきたいです。

 そんなことを悩み考えるようになった原因は次の通りです。
 今日の練習では『サッカーをする上で欠かせない「仲間」』を大切にしていない光景が見られました。理由(口実?)を見つけては、攻撃(口撃?)するような感じです。具体的な描写は差し控えますが、仲間を大切にできないような言動をとる選手がいたことが残念でたまりません。(それをすぐに注意できなかった自分自身にも残念な気持ちでいっぱいです。次の機会があれば、練習を止めて事情を聴くつもりです)

 練習中も、そうでないときも、共に成長していくべき「仲間」を大切にできる人(チーム)になってほしいです。同じチームの仲間の悪口を平気で言うような人が、成長できると思いますか?みんなは、『ミスした仲間を励ますチーム』『ミスした仲間を攻撃するチーム』どちらのチームになりたいですか?

 チームの雰囲気はとても大切です。失敗してそれを責めるような雰囲気では、伸びしろ(成長のはば)は小さくなってしまいます。今の4年生チームは、伸びしろが大きくならないような雰囲気になるときがあります。失敗から何かを学び、成長してくれることを期待しています。