ちょっとだけ強くなればそれでいい

2016-12-13
太極拳愛好家の皆さま。

太極拳は武術であります。強さを求めるのです!!

ほどほどに。

さて、強さと言っても色々なアプローチ、目指す先があります。
伝人の私が言うのもなんですが、陳氏太極拳は学びにくく、結果が出るのは遅いです。その分、他派の方がより「実戦」に即しているのではないか?と感じることがあります。普及性と言う意味でも。

私の場合は縁あって陳氏の門に入りましたし、養芯会も同様です。

鍛えるに当たって、私は自分に合った教室に出会うのが大切だと思うのです。

別にリングに上がるわけでもなければ、街中でガツガツ使うことを目的として始める人はあまりいないと思います。もっとも、実戦性を求めて開いている教室や先生もいますので、その努力も素晴らしいと思います。

私はまずは健康、昨日よりちょっと自信の持てる身体操作を目指したいです。この体格と才能では残りの時間を考えてもそれ程の高みは臨めないでしょう。ですが、次世代の人達に私の技術を伝える事で、元々の理想を体現してもらえれば嬉しいです。

昨日より健康である事、昨日と同じく元気である事。それがちょっとの強さにつながります。

昨日よりちょっと健康になるには、自分の意志で少しでも体を動かさなければなりません。発育期においても「運動をしない」は成長の促進を妨げます。

身体の仕組みの中で年齢が18~24くらいで退化・退行を始めていくのは「代謝」です。この代謝の衰えで老廃物の蓄積で疲労の抜けが遅かったり、内臓の働きがにぶったり、、、、となりえます。運動できない代わりにドリンク剤とかはもってのほか。普段の生活で元気になるさじ加減を目指すべきです。

ちょっと運動が身体によい刺激になります。


そう考えると、別に太極拳だけを選択肢にする必要はありません。

・・・・いや、太極拳はその他いろいろ良い事があるので!