独楽を回したことはありますか?

2016-12-23
太極拳愛好家の皆さん

こんにちはー


さて、練習とは何かと言うことについて。
質の良い練習、高等な技術の研鑽。。。。。。。。まあ色々なアプローチがあります。
そりゃ、効率の良い練習であればそれに越したことは無いです。

ですが、練習する事と学ぶことは別途に考えた方が良いという事を表したく思います。


そもそも、教室での練習は殆どが「教え、教わり、調整、修正する」フィールドと考えた方が良いです。学校の勉強と一緒で、授業では学ぶ事と質問し調整する事。自分の時間で練習するなり覚える努力や実践応用をしなければ文法・単語・公式を覚えることは難しいでしょう。憶えて覚えるです。

授業に出た技術を授業中にできてしまう人、断言しますが・・・・いません。

表面のトレースだけで終了ではないですし、それっぽく動くだけでもまだ駄目。
ましてや、動きの順番やら何やら、人によっては直ぐには体現できない。

これは自分で練習するしかない。

・・・・その後、次の授業に出た時に調整し、課題を見つけ、次へと進み、自己鍛錬で調整の確認と課題の練習をしつつ次の動作もまた同じように・・・・・

です。

かつ、太極拳の場合、憶え・覚えた後も練習を少しでも毎日せねばならない。

本題行きます!!!

独楽回しってしたことありますか?

紐でぐるぐる巻いて、ビューンと飛ばした後、ギューンと独楽は回ります。
ですが、段々勢いを無くし、回転速度が弱まります。
しかし、はたきでバシバシ叩くと、回転が増して倒れない!!


これと同じです。ちょっとでも身体を動かすことによって、身体の中・心は動くのです。

独楽とは別の言い方をすれば、桶に張った水を手でかき回した時。
初動は力を込めますが、次第に軽くなります。
一度手を引っ込めて再度手を入れようとすると、タイミングも合わず、うまく渦をきれいに回せないでしょう。
でも、再度のってくると、グングン渦が出来ます。
渦の作り方がわかって、手を引っ込めて、渦が止まってしまったら、またやり直しです。

であれば、ある程度回していた方が良いのです。また、回し続けることで様々な力や感性が出てくるのが伝統技芸であり太極拳です。


以上!