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 渋谷区長杯 2年生トーナメント(Aチーム)

2016-12-04
沼です。

いつも遅筆すいません。
正躰監督に続き、Aチームの試合結果報告をいたします。
11月27日(日)渋谷区スポーツセンターにて区長杯が行われました。

初戦は千駄ヶ谷A。
味方が惜しいプレーをした時にハイタッチでお互いを称えたり、浮いたボールに果敢に身体を投げ出して怖がらなかったり、個々人の気持ちの成長が見られる部分が随所にありました。また技術の面でも、サイドチェンジや、シュート性のクロスを上げて合わせようとするなど、サッカーらしいサッカーが出来るようになっていました。

第二回戦は美竹ダービー。
普段から一緒にいるメンバーなので、逆に気持ちが入ってしまい、自分が自分がという思いが強くなり、前半はプレイが固くなって個人技に頼っていました。ハーフタイムにコーチから自分達がどんなサッカーをしているか状況説明をしたら、どのように修正すればいいのか理解し、チームプレイを取り戻していました。

第三回戦は強豪セントラルD。
完全に体力面での消耗が見えており、ゲームから消えたメンバーが多い状態になっていました。

サッカーはボールを足で扱うスポーツなので、自ずとミスが多くなります。しかも動きそしてルールがシンプルなため、メンタルの影響がミスに繋がりやすいのもひとつの特徴だと感じています。
ミスと言っても個人由来のものだけでなく、チームとしてのミスもあります。戦術や、フォーメーションや、試合までの準備や、試合の中での指示など(でもあんまり聞いてくれない)。これらが求められるため、サッカーが単純で難しいと言われる所以なのでしょう。

今回コーチとして試合に関わり、チームとしての改善点として「正確なキック」「試合慣れ」「走力」がそれぞれ足りなかったと感じています。正確にパスが通らず(短いパスミスが多かった)、試合の経験が少ないためか状況判断を間違え、いっぱい走ってカバーした結果、最後の試合で体力と集中が切れてしまったように見えました。コーチとしてもう少し出来たことがあったなと反省しています。

そして最後の試合では「子供たちの気持ち」が足りていませんでした。全員が勝てると思わないと決して結果を導くことは出来ません。全員で走らないと点は取れませんし守れません。今回敗れたチームに全く歯が立たないほどの実力差があると思っていません。なので自分は悔しく感じていますが、子供達にそれをどう伝えてゆくかが、コーチとしてのこれからの課題です。。

小説家でサッカーフリークの村上龍氏は、著書の中でこんなことを書いています。
「サッカーにおいてゴールは常に奇跡だ.その奇跡は,ある選手の突出したプレーやあるいは信じられないようなミスやまた神が演出したとしか思えないような偶然によって生まれる.だからサッカーを見る人は奇跡を見に行くのだ.奇跡の成立過程を見ると言ってもよい.奇跡の成立する過程が,歴史であり物語なのである.」

ご両親には、小さな奇跡を起しているお子さん達を、是非褒めてあげてください。今までの努力のプロセスを是非褒めてあげてください。彼らはとても成長しています。

【結果】
メンバー 2年生7名
試合形式 6人制 10分ハーフ

第1試合 美竹A 5-1 千駄ヶ谷
得点:スイセイ、ヒロマサ、ユウジン、カツムネ、ユウジン
グリーンカード:スイセイ
※ 公式記録には4-1となっていましたが、
  再度ビデオで確認したらちゃんと5点取ってました。

第2試合 美竹A 1-4 美竹B
得点:スイセイ、ヒロマサ、ユウジン、ヒロマサ

第3試合 美竹B 0-5 セントラルD
得点:なし