三人の日

2016-03-19
三人の日 と書いて「春」。

漢字の成り立ちから言えば
「艸(草かんむり)+屯(集まる)+日」だそうです。
つまり「お日様ぽかぽか、草木に生気あふれだす」。

今朝、それを思いっきり体現している花を見かけました。



生け花、ならぬ「生き花」
(このブロックの向こうは盛土です)

いったいこのセメントの
たった数ミリの風穴を見つけ
君は咲こうと光を求め
もがいてきたのでしょうか。

いまこうして喜びを
誰に見せたいわけでもなく
ただ素直に
享受しているその姿。

鳥のさえずりも心地よく
春の訪れを感じた朝でした。


「春」といえば「青春」

サミュエル・ウルマン「青春の詩」は
このブログでも初めの頃に触れておりますが
http://www.c-sqr.net/c/cs61040/Circle_detailReport.html?report_id=244075
その詩の書き出しをもう少しご紹介。

 青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、
 怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、
 こう言う様相を青春と言うのだ。

 ……………


人生はらせん階段。
同じ季節が巡っても、また少し違って、心に響きます。


そして「青春」といえば「一生青春」

2013年2月25日熊日夕刊掲載 県民百貨店「一生青春」シリーズ85
※クリックするともう少し拡大します

この「一生青春」を揮毫してくださったのが
書家・紫舟(シシュー)さん。

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字など
私たちの心に残る、生きた文字を書かれるアーティストです。
現在も、あの「teamLab★(チームラボ)」とのコラボなど
次元を超えた生命力をもつ書を生み出し、国内外でご活躍中。

紫舟(SISYU)ホームページ
http://www.e-sisyu.com/home.html

クライアントワークのページに「一生青春」も掲載していただいています☆彡
http://www.e-sisyu.com/clientwork/2010/



さて、「一生青春」シリーズ広告には、想定していなかった〝読者〟さんがいらっしゃいました。

中学生、高校生、そして海外の、日本語を学ぶ生徒さんです。
ご家庭で、教室で、学び盛りの彼らの
目に心に触れることができたことは大きな喜びです。

彼らはもう大学生や社会人として
新しい生活を始めている頃。

夢に向かって歩んでいる人もいれば
まだイメージがつかめず迷っている人もいるでしょう。

それでいいんです。

土の中は真っ暗であちこちに石があって思うようにいかない。

だけど、あるとき土が温まり
花芽は「いまだ、こっちだ」と伸びていく。

あなたは
春そのものです。

新しい一歩。おめでとうございます。

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先日、一ヶ月ぶりのヒノマルマルシェへ。
蔦屋書店熊本三年坂は4月下旬のグランドオープンに向けて改装真っ只中!
2~3階と地下のBOOKコーナーは営業中でしたよ。



写真は、この冬見かけるたびにリピート買いした山鹿の「蛍ねぎ」。
マルシェのS村さん直伝、オリーブオイルと塩胡椒で炒めお醤油をまわすだけの簡単&極ウマな一皿!

やっぱり、野菜も生きもの。
地元の旬のものを収穫してすぐにいただくのが
いちばんのおごちそうです。

というわけで冬野菜とはもうそろそろお別れですが
素材を活かした調理法を色々と教えてもらったので
おかげさまでレパートリーが増えました。
今年の冬が、今からとっても楽しみです(^^)/

次回ヒノマルマルシェは3月24日(木)~26日(土)の3日間。
お花見バーベキューの食材調達に、いかがですか?
きっと、春の恵みがお口いっぱいに広がりますよ。