主な活動場所
東京都国立市 中央郵政研修センター

 郵政中央吹奏楽団 創立70周年です!

2020-06-03
楽団は今年で70周年!
発足当時を誰も知りませんから、この長い歴史を50周年記念誌をもとに紹介していきます。

昭和16年10月26日、これは70年よりもっと前の話ですが、日比谷公園大音楽堂にて、第6回吹奏楽競演會(関東吹奏楽連盟及び東京市主催、朝日新聞社後援)が開催され、一般の部に東京簡易保険局音楽部が出場しました。
これが郵政関係の吹奏楽団が初めて出た大会のようです。

昭和24年6月に、逓信省が郵政省と電気通信省に分離したのち、郵政中央吹奏楽団が生まれることとなります。
郵政省が編纂した続逓信事業誌に「昭和24年12月、職員の勤労意欲の高揚と明朗な職場の樹立を目的として、郵政吹奏楽団が郵政本省に設けられ、以来、逓信記念日等の行事において演奏するなど盛んに活躍している」との記載があるそうです。
この郵政省吹奏楽団が翌昭和25年1月に、陸軍軍楽隊出身の天辰三男氏、二宮久男氏を講師に迎え活動を開始しました。
そして昭和26年12月には、本省吹奏楽団、東京地方簡易保険局、東京地方貯金局、近隣の郵便局職員も含めた吹奏楽団として郵政省吹奏楽団となりました。
郵政省吹奏楽団から郵政中央吹奏楽団に変更されたのは、昭和30年。
昭和20年代後半から、地方でも職場のレクリエーションサークルとしての吹奏楽団が創設されてきたことからの変更でした。
会社自体も、もともと内閣にあった逓信院→逓信省→郵政省→郵政事業庁→郵政公社→JPグループと、この75年変わってきました。

公務員時代の楽団メンバーもまだおりますが、昨年の新メンバーは郵政事業庁になる少し前に生まれたって感じですね。
長い長い楽団の歴史、誇りを持っていきましょう。      ・・・つづく