主な活動場所
東京都国立市 中央郵政研修センター

 創立70周年! その7

2020-08-27
《郵政音楽祭》
 昭和62年、櫻井國臣大臣官房人事部長(当時)から、郵政省におけるレクリエーションの裾野の拡大と対外的にも通用するサークルの育成について同部厚生課に指示があり、同課では、当楽団の楽器類の大幅かつ計画的な整備を図る一方で、郵政音楽祭を支援(美術展については、当時、省主催で開催されていた)することとなった。
 郵政音楽祭は、沈滞気味であった邦楽、洋楽のサークルに、対外的な発表の機会を与え、その活動を活性化しようとの意図により企画されたものである。第1回郵政音楽祭は、港区芝公園のabcホールで開催された楽団の演奏会と共催され、フィナーレには事や尺八などを含む和洋折衷のオーケストラと合唱団を組成し、歌劇アイーダから「凱旋行進曲」(ヴェルディ作曲/紙谷一衞編曲)を演奏し、ご来臨いただいた櫻井人事部長らの絶賛を受け、翌年度からは予算化もされた。
 同音楽祭では、全国から参集した音楽サークル及び個人の発表はもとより、イイノホールで開催されるようになった第2回郵政音楽祭からは「郵政フェスティバル・オーケストラ」&「同合唱団」(出演者全員による和洋折衷の合奏団は後にこのように名付けられた)を組成し、ふみの日の歌「寂しくないですか」(近畿郵政局委嘱作品)などを演奏していたが、第7回郵政音楽祭以降は、紙谷氏のアレンジ作品をグランドフィナーレとして演奏することが定番となった。
以下、開催回数、開催日、合同演奏曲です。

第1回  昭和62年6月20日
 歌劇アイーダから「凱旋行進曲」
 ふみの日の歌「寂しくないですか」(以降、毎回演奏)
第2回  平成元年2月18日

第3回  平成2年2月17日

第4回  平成3年2月23日
 勇気のしるし、おどるぽんぽこりん(サウンドメールとの合同)
第5回  平成4年2月22日

第6回  平成5年2月20日
 日本民謡メドレー、小諸馬子唄、Hey Jude
第7回  平成6年2月19日
 サウンド・オブ・ミュージック
第8回  平成7年2月18日
 童謡メドレー、歌劇アイーダより「凱旋行進曲」
第9回  平成8年2月17日
 カンタータ第140番から
 歌劇カルメンより「前奏曲」「子供たちの合唱」「たばこ工場の女工の合唱」「ハバネラ」「アルカラの竜騎兵」「間奏曲」「アラゴネーゼ」「フィナーレ」
第10回  平成9年2月15日
 日本の調べ「春の海」「荒城の月」「花」「浜辺の歌」「夏の想い出」「木挽歌(終楽章)」「大地讃頌」
第11回  平成10年2月14日
 ディズニー名曲集「シンデレラからBibbidi-Bobbidi-Boo」「白雪姫からHeigh-Ho」「メリーポピンズからChim Chim Cher-ee」「白雪姫からSome Day my Prince Will Come」「3匹の子ぶたからWho's Afraid of The Big Bad Wolf?」「ピノキオからWhen You Wish Upon A Star」「フィナーレIt's Small World」
第12回  平成11年2月13日
 シャンソンの花束「La mer」「愛の賛歌」「男と女」「オルフェの唄」「パリの空の下」「幸せを売る男」「枯葉」「サ・セ・パリ」
第13回  平成12年2月19日
 ViVa!ヨハン・シュトラウス《喜歌劇こうもりから「序曲」「1人で8日間も暮らさねばならない」「侯爵様、もっと頭を働かせてください」「シャンパンの歌」「こうもりのワルツ」》《雷鳴と稲妻》《美しく青きドナウ》
第14回  平成13年2月17日
 Gershwin meets Foster「パリのアメリカ人」「サマータイム」「スワニー川」「スワニー」「オースザンナ」「夢みる人」「ラプソディー・イン・ブルー」
第15回  平成14年2月16日
 唱歌メドレー~THE!! Show歌 TIME~「数えうた」「春が来た」「春の小川」「桃太郎」「鯉のぼり」「茶つみ」「村のかじや」「村まつり」「我は海の子」「虫の声」「紅葉」「夕やけ小やけ」「ゆき」「スキー」「一月一日」「おぼろ月夜」「さくらさくら」


回を重ねるごとに「次の合同は何にしようか?」と紙谷先生と盛り上がったの思い出します。
個人的には、勇パニックさんとやった「Hey Jude」良かったな~と。あと、「大地讃頌」のコーラス、「枯葉」の佐保先生のソロ、「ラプソディー・イン・ブルー」の松永さんのピアノ。強烈だったのは、坂井さんの慎吾ママ(笑)
15回で終わってしまって残念でした。
この合同の曲達はもう一度やりたい!!と思っているのは私だけではないはず。是非、コロナがおさまったら。