主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 常念岳

2023-08-08
【日程】2023年8月5日(土)~2023年8月6日(日)
【場所】常念岳 2857m
【歩行】1日目:5時間30分 2日目:8時間10分
【集合】登戸駅 AM6:00
【参加】3名
【行程(変更後)】
1日目:一ノ沢登山口~王滝ベンチ~鳥帽子沢~丸太橋~常念小屋
2日目:常念小屋~常念岳~常念小屋~丸太橋~鳥帽子沢~王滝ベンチ~一ノ沢登山口
【温泉】安曇野蝶ヶ岳温泉ほりでーゆ~

ついに登ることになった常念岳。個人的には初北アルプス、初山小屋泊だったので、ある種「大冒険」的な気分で挑みました。

1日目

3人待ち合わせをしてから車で安曇野のタクシー会社に向かい、タクシーで一ノ沢登山口へ。

バッチリ準備をして、専用のポストに登山届を提出して、スタートです。

登り始めはかなり緩やか。沢の音が聞こええ、すでに気分は爽やか。そんな序盤の中、急にサルに遭遇!!毛がフワッフワで、穏やかな雰囲気のサルでした。

沢に出ると、丸太の橋を注意しながら渡ったり、ゴツゴツした石の上を歩いたりして進むとパラパラと雨が。早速雨具を装着。

胸突八丁といわれるところからは、沢からは少し離れ、右を向くとちょっとコワい狭い道に入ります。ここからは登りがけっこう急でキツくなってきます。

また沢と合流し離れたり、お昼を食べたり、雨具を脱いだり、また着たりしながら上を目指すと、こんどはどんどんどんどん雨が強くなってきます。ふと木の間から麓の田んぼが見え、…下界は晴れている‥!



平均台みたいな木の階段に注意しながら登っていき、第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチを通り過ぎてちょっとすると、ん?木が低くなってきた??

そこからちょっと登ったところで、…おおーー、すごい開けたところに辿り着く。「ねえ!ちょっと見てアレ!」とTさんの指差す方を見ると、あー!これが常念岳!!ゴロゴロした石とハイマツだけでできた山が目の前に!グッと感動が込み上がりました。

初の山小屋でテンションが上がりながら、着ていたものを全て干したり、寝床の準備。夕食はハンバーグでした!思ったより快適で、布団の中でも意外と落ち着きました。

2日目

翌朝は早く起きてご来光と朝日を浴びた槍ヶ岳を鑑賞。ホントの海のような雲海の向こうから朝日が上がる様には、ここでもまたグッと感動しました。初めて見た槍のカッコ良さにも感動。



山登りの醍醐味を味わったあとはそれぞれの朝食を済ませ、こんどは常念岳の山頂を目指します。

下から見てもテッペンの辺りまで人が歩いてるのが見える!!途中からはゴロゴロした石にしがみつきながら這いつくばって(これは私だけです。)登ります。



通り過ぎた関西弁の元気で賑やかなおば様たちを尊敬しつつ、ほとんど這いつくばったまま山頂に辿り着きます。

やっと山頂!山頂はとても狭く、3人で代るがわる写真を撮り合うだけで精一杯なぐらいです。感動。+ちょっとコワい(たぶん私だけ)。

山頂を過ぎ、ちょっと歩いたあと、ここでM隊長「ちょっと相談。」

M隊長:「これから予定通り蝶ヶ岳方面を目指すと、時間的に蝶ヶ岳ヒュッテで泊まりになってしまうかもしれない。これからだと、来た道を戻るのが一番安全。」

Tさん、私:「常念岳だけでも、十分満足してます。」

M隊長の的確なご判断により、予定を変更して、こんどはまた一旦、常念小屋を目指します。

登るときはあんなにコワかったのに(私だけ)、下りはさっきのは何だったのかと思うくらい、小屋まではすぐに到着。

お昼を食べ、こんどはスタートでもあった一ノ沢登山口のゴールを目指します。

ゴールまでの道のりは長く、長く、栄養食をとったり、途中からペースを上げてもまだまだ辿り着かない…。やっと登山口の小屋が見え、ゴール。お疲れ様でした!!

帰りは温泉やご飯に立寄り、帰路につきました。

とても印象に残る2日間となりました。
Mリーダーには準備段階から車の運転まで何から何までお世話になり、本当に感謝です。

Mリーダー、Tさん、2日間ありがとうございました!おつかれ様でした!