主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 札幌岳/北海道5日目

2023-08-22
札幌岳/北海道5日目
【日程】8月2日(火) 晴れ
【場所】札幌岳 標高1293m
【行動時間】5時間40分
【参加】2名
【行程】札幌岳登山口→冷水コース→札幌岳山頂→札幌岳登山口
【歩行距離】約11km
【温泉】豊平峡温泉♨️

北海道遠征5日目最終日は、札幌市内から一時間、定山渓温泉の南にある札幌岳に登りました。

早朝6時15分に登山口に到着し登山の準備を始めます。我々より先に1台の車が駐車中でした。入山者の少ない平日に先行者がいるのは心強いと思っていたところ、後部座席からソロ登山客が登場。クマが怖いので誰かが来るのを待っていたとのこと。気を取り直し、我々が先頭で登山開始します。

途中の冷水小屋までは、沢沿いのなだらかなルートを進みます。緑が美しく、たいへん気持ちいい登山道でした。

冷水小屋から先はしぱらく急登が続きます。ここを乗り切ると、核心部の長い長い藪こぎ地獄(藪愛好家には天国)が始まります。山頂までなだらかであるものの、背丈を覆うほどの猛烈な笹藪と泥濘と蜘蛛の巣に辟易しながらもなんとか山頂に到着しました。

山頂は展望が開け、遠くに札幌市街地を一望し、無意根山や空沼岳といった周辺の山の眺望を満喫しました。涼しい風が心地よかったです。

しばし休憩後、来たルートをピストンで下山します。ソロばかり4人の登山客とすれ違ったので、この日の冷水コースからの入山者数は我々を含め6人だけだったようです。クマに会うこともなく無事に下山できました。

帰りに寄った豊平峡温泉は、秘湯の趣きが最高でした。食堂のインドカレーが名物なようで、館内は食欲をそそるいい香りがただよってました。カレーだけ食べに来る客も多いそうです。


●札幌岳の解説(出典:Wikipedia)
札幌岳(さっぽろだけ)は支笏洞爺国立公園内に含まれ、北海道石狩振興局札幌市にある標高1,293mの火山である。山の名は、豊平川の水源であることに由来。札幌市内を流れる豊平川は明治以前はサッ・ポロ・ペツ(アイヌ語で「渇いた大きな川」の意)と呼ばれていた。サッ・ポロ・ペツは札幌市の地名語源でもある