主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 要倉山〜陣馬山

2023-12-03
■ 日程 2023年12月3日(日)日帰り
■集合: AM8:00 JR高尾駅北口
■参加者: 9名
■行程:
夕焼け小焼けバス停→月見橋→中谷山尾根コース→要倉山→本宮山→和田峠→陣馬山→明王峠→大平小屋→孫山→与瀬神社→相模湖駅
コースタイム 6時間 : 中級

 朝の高尾駅は、登山者で大混雑。急行バス2台が臨時で出て、その後に定期バス。到着したメンバーから、行列に並んで乗り込む。しかし、ほとんどの乗客は陣馬山に行くのだろう。夕焼け小焼けで降りたのは、我々のメンバーの他は2人のみ。

 夕焼け小焼けのバス停で、今日の準備が始まる。いつもと違う。そう、今日は、地図読み山行なのでした。リーダーのOさんが、コンパスと地図の使い方を説明する。コンパスを初めて使うメンバーもちらほら。合わせ方がわからないと、悩むメンバー。

 いざ出発。道路を歩きながら、地図読みスタート。登山口までの、道路歩きで、果樹園の記号とか、寺院の記号とかの、確認。登山口を見つけて、ホッと一息。本格的な登山道に入るところで、一台の軽トラックに、派手な服装のオヤジさん。赤い服とか目立つ服を着るといい。謎の言葉を投げかけられた。

 それから、地図を見ながら、登り始める。送電線で、現在地を確認し、左が切れ落ちた道を進む。

 あれ?遠吠えが聞こえた。振り向くと、黒い犬が。山の中の犬。少し怖い。しばらくすると、駆け上がってくる。獲物は、我々ではなかったらしい。通過して、さらに登っていく。どうも、狩に出くわしたらしい。犬は、猟犬で、派手なオヤジさんは、ハンターだったようだ。何回か、ニアミスし、犬の怖さを感じる。

 クマ狩りかと思ったけれど、話をすると、イノシシ狩りらしかった。ハンターが抑えてくれてると安心だが、猟犬は、やはり怖い。

 尾根沿いにたどり着くと、時々急登となる。整備された登山道とは違う、アクティビティを楽しむ人、ばてる人。ところどころの、軽い藪漕ぎをしながら、今日の第一峰、要倉山に到着。木立の中、展望はないが達成感があり、みんなテンション高し。

 降ると木立が刈り払われていて、陣馬方面の稜線が眼前にせまる、展望のいい尾根道となる。日差しもあり、暖かい。
ちょっと開けた場所で、昼食休憩。腹ごしらえをして、おしゃべりが進む。


 眼前に、本宮山が大きい。あそこまで登るのか?と、話しながらも、いざ登りに取り付くと、それほどでもなく、山頂につく。山頂で、Oリーダーより、地図読み試験。どちらの方向に進むのが正しいか?
みんな、慣れてきたようで、正しい方向を見つけられたようだ。

 ほどなく、林道にたどりつき、のんびり歩きだす。和田峠を過ぎ、陣馬山へ。Oリーダー、女坂を行くのは、負けた気がする、と、急登の男坂を選択。しかし、後は、ついてこられず。みんな、今までの疲れが出たのか、ばてばてで、山頂にたどり着く。


 360度の展望と、白馬の像を楽しんだ後、最後の降りへ。相模湖が少しずつ、眼前に迫る。下りついたときは、夕焼けがきれいだった。

相模湖駅で、温泉を中止し、駅前のレストランへ。ハードな山行の終了に、おしゃべりがはずみ、帰宅の途につくのでした。

リーダーOさん、同行の皆さん、ありがとうございました!