主な活動場所
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 それっぽく練習するのが大事

2018-03-01
皆さんこんにちは

陳氏太極拳の塚本です。

私は何となくそれっぽく、練習するのが大事だと思っています。


その辺を本日は、ビシッと書いてみたいと思います。外向けの文章!!



本格的に、奥深い、武術として・・・・・・

と言う表現を陳氏太極拳では好んで表現されますが、他の武術や他の太極拳だって同様です。練習すると奥深い、本格に近づくものです。沢山練習しないとフィジカルも何も鍛えられないのです。

ラジオ体操だって、ガンガン動けば相当な運動量、バッチリ鍛えられマス。


どの分野にも「練習量」が非常に重要になります。
修行の密度、師との関係、学び鍛える期間。
天才が一瞬で悟る事や開眼する事は絶対にありえないです。

ひらめいて、そこから修練をすると言うのはあります。

何しろ、練習するのが前提です。そもそも、誰もが練習出来て、頑張れば必ずある一定の水準に達するようにできているのが伝統武術。
昔々の大変な時代に生まれたので、その辺は、何とかする知恵として最初から出来ています。身体能力とか才能とかを前提にしません。

近代格闘技の様に相手をボッコンボッコンにする練習方法はあまり無いので、当然、そちらの世界で競ったら普通はかないません。でも、それでも練習しなければ体現できない事がいっぱいあるのです。

私は本格的なとか、武術実戦的な、と言うのがあまり得意ではない。

古参の練習生や師兄弟には周知だが、私が本来「荒事」が嫌いでビッケとか一休さん方面ですし。
ただ、技術もわかるし練習の条件、段階をもっての指導を習得しているので指導は出来る。いわゆる本格的な。

本格を求めると、それなりの対価(自分の自由になる時間とか)を準備する事になります。

だから、私は本格を最初から求めず、楽しみながら手探りで、自分に合った目標を見出していくのが良いと思うのです。

健康を求めるにせよ、ある程度の意識を持つことで効果は大きく高まります。

それっぽく、武術っぽく動くだけでも、楽しく集まって練習するだけでも、動く身体を作る第一歩になると思うのです。

ほどほどだけれど、今できる限りの事。

塚本