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広州市天河区

 発送代行業者を利用してみました

2020-10-27
日本でも報道されている通り、中国のネット通販市場は年間150兆円(日本円)規模とも言われております。最大手の淘宝(タオバオ)を始め、それ以外にも様々な通販サイトが凌ぎを削っております。今や中国の通販で手に入らないものは無いのでは?と思えるほどです。
それでも日本で使用していた「こだわり」の日用品などは、こちらの通販では価格が異常に高い or 売っていないものもあり、今までは年に2,3回の一時帰国の際に多めに買って来るとか、日本からの出張者に持って来てもらうなどで対応できていました。中国に住む日本人駐在員は皆同じだと思います。
しかし今年の初めからの新型コロナの影響で、一時帰国や出張者を待つなどと言ってられなくなってしまい、私自身も次回の帰国した時に狙っていたシャフト購入がずっと延び延びになっておりました。こちらの通販サイトでもこのシャフトは見つからず、半分諦めかけた時に発送代行サービスを目にしました。日本でもAやR市場の大手通販サイト、独自に海外発送にも対応してくれる店舗もありますが、今回は海外発送代行を専門で行っている業者を利用してみました。

海外発送代行業者は何社かあり、各社ほぼ同様の料金体系です。私が利用したT社は個人登録を済ますと、通販サイトで購入した商品の送り先住所を提供してくれます。ここに荷物が届くと必要な場合は再梱包を、また海外向けのインボイスやパッキングリストを作成、こちらへの発送手続きまで代行してくれます。オプションで別々のショップで買ったものを同梱するサービスもあります。但しあくまで通販サイトで購入したものに限られ、家族が用意した荷物などの代理発送はしてくれません。今回はキャンペーン割引もあり、荷物受取から発送まで私がこの業者に支払ったのは1300円(保険込み)で、かなり割安に感じました。
荷物発送の案内メールに記載してあった荷物追跡番号で荷物の場所を確認しますが、荷物の位置は一向に更新されません。すでに出荷された以上、今さら焦る必要はないのですが、業者から2~4日で到着予定との連絡があったので、週末の練習会で使えるかもと期待しておりました。

中国の通関部門から荷物の広州到着の連絡があったのは4日後で、業者から通関時に税金がかかる可能性もあると言われておりましたが、やはり納税が必要とのことです。商品名や使用用途を入力したところ、贅沢品?と判断されたのか、なんと20%の課税となりました。(当初の割安感が吹っ飛びました)これらの納税も、中国では当たり前になっている電子マネーで支払いが可能です。配達員から電話が来たのがそれから2日後、トータルで1週間ちょっとかかりました。結局今回の練習会に間に合わずでした。


無事に届きました

今回初めて発送代行業者を利用してみた感想を勝手にレビュー(あくまで個人的な感想です)
おすすめ度 ★★★★☆
日本のものが手に入りにくい国に住んでいる日本人には、とても良いシステムだと思います。通販サイトで購入したものを代行で発送までしてくれます。梱包後の大きさや重量を教えてくれ、発送方法も選択することができます。これは本当に便利です。
中国ではあまり利用価値が無いかな。
荷物到着後は現地の機関とのやり取りが必要になるので、言葉が通じないと不便だと思います。