高齢者の風邪　ご注意

風邪が長引いています（約1ｹ月）いい加減にしてくれ・・・

　高齢者の風邪の特徴　
　　若い大人と症状が異なり、軽く見がちです。

①　40度近い高熱が出ない。　
　　体力が衰えてくると高熱が出にくく、悪寒がない。
　　微熱のため売薬で済まそうとする。病院に行くのが遅れる。

②　なかなか治らない。
　　若い時なら医者の薬を飲んで、2～3日　静養すれば・・・ほとんど治ったが・・・

　　新陳代謝が鈍くなり体力も落ちているから、一度かかると治るまで長くなる。
　　治ったつもりが完全には治ってなく再発する。



③　薬の副作用
　　若い時にはなんともなかったが、胃腸が弱くなっているので腹痛や下痢で食欲の減衰をおこし、更に体力を奪う。

④　喉が痛い。
　　喉や気道の粘膜が弱くなっているので、咳・タンが出やすく・・・ウィルスに対するガードができず、喉のもっと奥の気管支にウィルスが達しやすくなる。

⑤　肺炎を併発
　　風邪を軽く見ていると処置が遅くなり、入院から死亡にいたることもある。

　　安静が一番と思われがちですが・・・寝てばかりだと、かえって肺炎にかかりやすくなるそうです。筋力が衰え体力が減退します。適度な運動を・・・

　【総合判断】
　　
　　加齢と共に身体の全ての部品が劣化してくるのはアタリマエ。
　　普段から適度な運動、楽しいことをやりましょう
　　（お元気ですかい）の存在が劣化・老化の盾になることを願っています。