主な活動場所
大阪府周辺
 竜田川散策
2020-07-25
今にも降りそうだったので、傘を持参して竜田川河岸を散策しました。
咲き終わった紫陽花の葉裏に蝉の抜け殻を発見しました。





 「セミが二匹でセミダブル」 茨木周辺で受けそうなギャグですな・・・

[アブラゼミ]

すぐ近くで孵化したばかりのアブラゼミを発見。触ったが動かない。
よーく見ると手足が動いていました。手に取り上げようとしたら・・・急に飛び出した。しかし・・・数メートル先でフラフラと木の陰に落ちた。

まだ飛ぶ力が無かったんだね・・・可哀そうなことしてしまった。

古典では蝉の抜け殻を「空蝉(うつせみorうつそみ)」と言います。
現世に生きている人のことを言います。

 [例1]「影を慕いて」 作詞・作曲 古賀政男

3番  ♬ 君故に
      永き人世(ひとよ)を霜枯れて
      永遠(とわ)に春見ぬ 我がさだめ
      永ろうべきか空蝉(うつせみ)の
      儚(はかな)き影よ 我が恋よ

朝ドラ「エール」でも歌ってましたね。 今は中断していますが。

 [例2]万葉集より 巻二の165

   うつそみの人にある吾や明日よりは
   二上山(ふたかみやま)を 弟背(いろせ)と吾(わ)が見む  大伯皇女

飛鳥時代を語る上で、欠かせないのが、悲劇の皇子 大津皇子(おおつのみこ)です。
国家反逆罪で処刑された弟(大津皇子)には墓を作ることも許されませんでした。
伊勢神宮で斎宮の勤めを果たして明日香に帰った姉(大伯皇女・おほくのひめみこ)が、悲しみに泣き崩れ「可哀そうに 弟には墓も無い」明日から、あの二上山を弟のお墓と思い花を手向けよう。これに関する小説が色々あります。

30年ほど前に、私が読んだのは黒岩重吾の「天翔る白日」でした。
OSKでミュージカル化され、上六小劇場まで観に行きました。当時、S席が5~7千円だった。高価な思いがありましたが・・・最高によかった。

[今日の一句]

 空蝉や 西が投げれば なぜ打たぬ  出舞