主な活動場所
大阪府周辺

 奈良公園の鹿と糞虫   出舞

2026-09-10
めっきり涼しくなってきましたね。朝夕は半袖では寒いです。

【奈良公園と鹿】

奈良公園には世界中の観光客が集まります。
お目当ては鹿です。
さしずめ鹿は観光親善大使になっています。

興福寺から東大寺にかけて、約1200頭の鹿がいます。
ここで疑問です。
これだけの鹿がいるのに・・・その糞は、あまり見かけません。
糞にたかるハエもありません。
世界中からの観光客に不快な思いをさしていません。
いたって清潔なのです。

誰が・・・いつ清掃しているのかなあ・・・何回も奈良公園にゆきましたが、清掃しているとこらは見かけません。

【オオセンチコガネ】

奈良公園の鹿の糞は、人間が掃除しているのでなく、主に「糞虫(ふんちゅう)」と呼ばれるコガネムシの仲間が処理しています。
公園内には約1200頭の鹿が生息しており、一日に合計1トン以上の糞が排泄されていますが・・・糞虫のおかげで公園が美しく保たれています。

公園内には40種類の糞虫が生息しています。
主役は写真の「オオセンチコガネ」で金属組織のように美しく輝く体が特徴で奈良に棲息するものは特に綺麗な瑠璃色をしています。

鹿や人間が活動しない夜間に糞を細かく分解したり、土の中に運び込んだりして処理します。
フンを転がす種類もありますが、ほとんどは転がしていません。
奈良公園には、これだけの大量の糞があるのにハエが発生しません。
糞虫様のお陰です。国内外の観光客に楽しんでもらっています。 感謝

糞虫たちが糞を土に還し、それが芝生の栄養になり、再び鹿が草を食べる。完璧な循環が生まれています。

 もし、この処理を全て人間がした場合、年間で100億円ものコストがかかると試算されています。

【スカラベ】


古代エジプトで「フンコロガシ(スカラベ)」は、太陽の再生と復活を象徴する聖なる甲虫として崇拝されました。主に太陽神ケプリと結びつき、護符や印章として多用されました。

 それにしても・・・打てないね   また明日