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株式市場、先物・オプション市場

 今日も冴えない展開になるのか!? 買戻し一巡となるのかどうか・・・

2021-02-18
 おはようございます。

 今朝はいい天気になっており、日差しはすっかり春の雰囲気だ。株式市場も昨日も値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも多いなど堅調な地合いが続いており、バブルの様相を呈しているものの、今すぐにバブルが弾けるということでもないようだ。ただ、買われすぎ銘柄の調整が始まりそうな雰囲気もあり、指数の上値は重くなってくるのではないかと思う。

 買いが買いを呼ぶ展開になりやすい要因となっているのが金余りと持てる人と持たざる人の二極化であり、株式市場のカジノ化ということもあると思う。値動きが激しいものであれば為替=FXでも商品でも、暗号資産でも何でもいいというようないわば「賭け」に近いような資金ばかりが潤沢ということだろう。それがバブルということなのだろうが、出遅れ銘柄の上昇も始まっており、正常な投資もまだまだ健在ということだろう。引き続き割安銘柄に注目だ。

30,500円を抜けずに今度は30,400円近辺が上値という雰囲気だ。結局は火曜日の高値である30,700円あたりを抜けてくるのかどうか、安値である30,200円あたりを下回るのかどうかで方向が決まりそうだ。当面30,200円と30,700円の間の保ち合いと考え、抜ければ29,800円や31,000円がめどになるのだろう。

注目していた出遅れ銘柄も徐々に下値を切り上げる方向にきている。明治HD(2269)だけはまだ下値を試す動きだが、そろそろ売り難くなるところで反発が期待される。

さすがに日経平均も上値が重くなってきており、調整がみられそうだ。市況コメントにも示したが当面は30,000円台、あるいは30,000円を割り込んだ水準が中心となると思う。現状の31,000円を付けないだろうというポジション継続で良いと思う。

日経平均に一番影響が大きいファーストリテイリング(9983)が今月は中間決算であり、空売りの買戻しを急ぐ動きになっているのだろう。ボラティリティの上昇は見られるかもしれないが、引き続き31,500円や32,000円のショートコールに注目だろう。