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株式市場、先物・オプション市場

 買い先行も上値の重さを嫌気する動きに!? 

2021-03-23
 おはようございます。
 
 近くの公園の桜がようやく咲き始めた。梅の花に始まり、木蓮や桜など春は確実に来ているということだろう。株式市場は春の嵐という感じだが、やはり、金融政策の変更があると大きく株価には影響があると思う。上がるから買う、から下がるから売るに転換している時期ということだろう。
 
 上がるから買う、が下がるから売りに金融政策の変更で転換したとすれば、今度は上がるから買うになるには業績面で買える水準になる必要があるということだろう。ただ、逆に言えば現時点でも業績面から買える銘柄ということであれば、連れ安となったものなどは絶好の買い場ということになるだろう。まだ配当を得る権利がある銘柄も多いので、配当利回りや株主優待を見直して注目してみるといいだろう。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がしっかりとしているが、下落の反発の割には上値の重い展開となっている。戻りを試す動きとしても上値は29,500円程度までとなりそうで、逆にそこまで届かずに上値の重さが嫌気されると29,000円を割り込むところもありそうだ。当面は下値を試す動きが続くと思われる。
 
週明けの日本市場は大幅続落、米国株は堅調となったが、金融緩和の終了が近づいていることには変わりなく、買われすぎ銘柄が再度買われすぎまで買われるということはなさそうだ。いずれにしても戻れば売りというような雰囲気も強い状況が続くだろう。
 
大幅続落でボラティリティーが上昇したが、それでもパニック的な上昇とはなっておらず、右往左往しながら大きく上昇するタイミングがあるということだろう。ここで反発となる局面で逆に買戻し一巡から売り直されるといことになると一気にボラティリティーが上昇して下げを加速する場面もあるかもしれない。
 
いったん戻り試す動きにはなるのだろうがすぐには3万円を超えてさらに買い上がるような動きにはならないだろう。逆に上値の重さを嫌気しては売られるということになりそうで、戻り売りスタンスでの対応が良いと思う。下落に備えるということでのプット買いやコール売りで対処したい。

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