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 大幅高が期待されるがどこまで戻す!? 29,500円か30,000円まで戻すか!?

2021-03-29
 おはようございます。
 
 今朝は雨が降っていたようだが、今は上がっている。本日は満月なので、今度の日曜日がイースターとなる。欧米を中心にイースター休暇の週が始まることになる。株式市場は先週末にかけて大きな上昇となったが、まだまだ上値の重い銘柄も多く、戻り売りが多いのではないかと思う。これまで押し目買いが正解であっただけに「下がれば買う」という向きも多いのだろう。
 
 ただ、下がれば買うということで買ったものがどこまで戻せば売るのかということになるが、下がれば買うということで買った向きは長く持っているというのではなく、少しでも上がれば売るという向きが多いのではないかと思う。さらに今週は「月初の買い」が期待されるだけに期待通り月初の買いが見られても、逆に期待通りとはいかずに月初の買いが見られなくても戻り売り圧力が強いのではないかと思う。急反発となっているところでどれだけ空売りが積み上がるかということで相場が決まりそうだ。
 
75日移動平均線や雲の下限がサポートとなり、今度は25日移動平均線や雲の上限、基準線などが上値の目処となりそうだ。積極的に買い上がる材料があるということでもないのだが、下がれば買いが正解という見方も根強く、堅調な展開になるのだろう。逆に上値の重さが確認されると目先の手仕舞い売りに押されるだろう。
 
米国市場が意外に崩れないという感じだ。ただ、週末の手仕舞いの買戻しではないかと思われまだまだ金利の上昇などを気にする場面も出て来ると思う。実際に買われすぎ銘柄の戻りは鈍く、高PER(株価収益率)銘柄を敬遠する動きは続くと思う。
 
急反発となっているが、引き続きヘッジはかけながらということで良いと思う。日経平均VIが以前として低い水準であり、コールの売りでもいいがプット買いでもよさそうだ。日経平均よりもTOPIXの方が堅調だと思うので、TOPIX買いの日経平均売りという手法もいいかもしれない。
 
ここから大きく上昇する過程ではコール売りもいいかもしれない。特に現物株を持っている場合、カバードコールでのヘッジも有効だろう。ボラティリティがさらに低下すれば再度プット買いでもいいのではないかと思う。いずれにしてもボラティリティは上昇しなくても、日々の変動は大きくなりそうだ。
 
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