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 底堅さがみられるか!? 日銀の買いに期待!!

2021-04-21
 おはようございます。
 
 今日も日中は暑くなるようだ。朝はまだひんやりとしており、寒暖の差が激しくなっている。株式市場も昨日は大きな下落となって、動くときは大きく動くということになっている。米国株が引き続き安く、調整感が強まっており、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も安いので今日も冴えない展開となりそうだ。
 
 日銀がETF(上場投資信託)を買わないということで金融緩和の終了となるのではないかとの懸念も出ている。すぐにどうこうするということでもなく、低金利が続くことには違いないのだが、需給面での懸念は強まるとは思う。指数に影響の大きな銘柄の中には買われすぎ銘柄も多く、調整は否めないだろう。米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合を来週に控えて波乱もありそうだ。
 
29,500円を割り込んだことで大きな下落となった。下値を探る動きで29,200円水準も下回り、28,800円や28,500円という水準を試すことになりそうだ。決算発表が始まるところなのだが、ある程度織り込まれて買われすぎている面もあり、今度は上値が29,500円程度ということになるだろう。当面下値を試す動きになりそうだ。
 
米国株が安いからというよりは、夜間取引やシカゴ市場の日経平均が大きく下落したことから売り先行となりそうだ。米国市場が始まる前から日銀のETF買いが見られなかったことなどを嫌気して先物が大きく売られており、本日も指数先行で売られそうだ。買われすぎている指数に影響の大きな銘柄なども買えない状況となるものと思われ、大きな下落が警戒される。
 
ボラティリティーが一気に上昇してきた。夜間取引でさらに大きく下落していることを考えると売りが売りを呼ぶような場面もあるかもしれない。本日も日銀の買いが見られないようであれば「テーパリング=金融緩和の終了」に対する懸念が強まると思う。
 
プット売りのポジションに対するヘッジも考えなければならないがここでスプレッドなどが生きてくることになる。28,500円まで下がるようであれば、急反発に備えて逆にコールオプションの買いや下値のプットオプションの売りを考えてもいいと思う。
 
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