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 どこまで戻すか!? 28,800円程度までの戻りか!?

2021-04-22
 おはようございます。
 
 今朝も良い天気となった。日中も暖かくなりそうで、ゴールデンウイークの雰囲気になっている。今年もゴールデンウイークは緊急事態宣言ということになりそうだが、2年続けてのゴールデンウイークの緊急事態宣言ということで、完全に新型コロナウイルスの感染拡大に対する戦略ミスということだろう。投資の世界と同じで個々人の行動が予測できなかったということだろう。
 
 AI投資などということが盛んに言われているが、AI投資などは本当にうまく行っているのか非常に疑問だ。例えば昨日のような急落、そして本日大きく反発するとすれば、AIなどでは昨日に確実に買うということになるのかどうかということだ。例えば前日の下げを一気に取り返すということであれば、何もしなくても同じということでもあり、急落のさなかに買うということであれば、昨日ではなく一昨日に買った場合は失敗ということでもある。そして長期投資ということで何もしないということであれば何もAIに頼ることもないということになる。持論ではあるが、AI投資は本当にうまく行くのか、そもそも必要なのか甚だ疑問である。
 
28,500円水準が底値ということでの反発となりそうだ。どこまで戻すかが問題だが、とりあえずは28,800円や29,000円、29,200円という水準が目途となるだろう。大きく戻しても戻りきらず、少し先を見ても28,500円~29,500円での保ち合いではないかと思う。
 
米国株高を受けて買い先行となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均が大きく戻していることから大幅反発が期待される。どこまで戻すかというよりはどの銘柄に空売りが積み上がっていたかということで戻りが決まるのだろう。ただ、決算発表への反応などが懸念されるような買われすぎ銘柄は買戻し一巡後は上値も重くなるだろう。
 
思ったほどボラティリティーが上昇しなかった。ということはプットオプションを買い上がるということがなかったので、売りが売りを呼ぶ展開も限定的となったのだろう。再度ボラティリティーが低下するというよりは高値保ち合いのように下落への警戒は強まるだろう。
 
プット売りに対するヘッジが有効だったが、本日は大きく反発となりそうで、コール買いも正解だったということだ。上下のスプレッドが有効になってきたということだろう。それでも上値も限られそうなので、戻りがいっぱいとなったところで再度ポジションの調整も必要ではないかと思う。
 
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