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株式市場、先物・オプション市場

 下げ止まるか!? 28,500円を割り込むことなく底堅さがみられるか!?

2021-05-12
 おはようございます。
 
 今朝は少し雲も薄いが何となく今年は「5月」という雰囲気が見られず梅雨のような天気が続いている。株式市場もまさに世界同時株安で「セルインメイ」となっており、上値を試す動きから下値を探る動きになったような感じだ。それでも結局はまだまだ金余りということでバブルが続くのだろうが、バブルはいつかは弾けるということで既に弾けているものもあるので注意が必要だ。
 
 米国株もかなり先の業績まで織り込んだという銘柄も多く「セルインメイ」ということでの一過性の調整なのか下落の始まりなのかが注目される。ナスダック指数はすでに調整に入っていると思うので、あとはナスダックがダウ平均に追いつくのか、ダウ平均が行き過ぎということでナスダック指数にサヤ寄せするのかということになってくる。どちらかというとナスダック指数が先行してダウ平均があとから調整するということなのだと思う。既にバブルは弾けていると思う。
 
29,500円の上値の節目から一気に下値の節目である28,500円水準までの下落となった。まだまだこの範囲での保ち合いが続くと見られ、今度は底堅さを確認するということになるのだろう。まずは28,800円を抜けるか、28,500円を下回るかが注目される。
 
米国株、特にダウ平均が大きく下落したが、既に日本市場は大きな下落で織り込んでいるという面もあり、冴えない展開が続くのだろうが、下げ渋りとなるのではないかと思う。買われすぎ銘柄の修正安は継続するので戻りも鈍いだろうし、世界同時株安という状況で買い難く「セルインメイ」として買い難さが強まるだろう。オプションSQ(特別清算指数)算出を控えての思惑で先物主導で右往左往する場面も出てきそうだ。
 
先物・オプションの戦略としても引き続き保ち合いを前提としたポジションでいいだろう。プット売りには慎重にした方がいいかもしれないが逆にボラティリティーが高くなってきたので、売りのチャンスでもあり、ストラングルの売りを仕掛けても良いと思う。
 
プット・コールの買い戦略がうまく行った形だが、今度は既に買っているプットオプションの利食いをどうするかということになる。ボラティリティーが上昇しているので利益確定でも良いがスプレッドなどに持ち込めば利益を確保しながらさらに利益の上乗せを期待できる。
 
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