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株式市場、先物・オプション市場

 27,500円を回復できるか!? 底堅さがみられるのか・・・それとも下落が始まるのか・・・

2021-08-18
 おはようございます。
 
 今朝はとてもいい天気だが、風が強い。秋の気配と言えば秋だが、まだまだ蝉も喧しく夏が続いているという感じだ。株式市場はようやく米国株が調整となり始めた感もあるが、何度もこうした下落をこなしてきているだけに、まだまだ押し目買いという感覚で見ている向きも多いと思う。ただ、こうした押し目買いは終わってみて押し目となるのだから、それまでは下落の始まりと考えておく方が良いと思う。
 
 下落の始まりと思っていて押し目だったとしてもそれだけ強い相場が続いているということなので高値を抜けてからでも買えるということになる。そうした状況で高値を抜けたところが高値となっても、抜けた高値を割り込んだら投げるという手が使える。逆に押し目と思って買いついて下落の始まりだったとしたら、投げるタイミングが難しく、戻ったら売ろうと思うと戻らず、もう戻らないと思って投げると底入れとなる感じだ。だから、押し目と思って買いつくよりは下落の始まりと思って、利益を確保し、買い場を待つということで良いのだと思う。
 
27,500円を回復するかどうかということだ。27,500円を超えないとなると手仕舞い売りを急ぐ動きになり、27,000円を試すことになるのだろう。27,500円をあっさりと回復すれば、再度28,000円を目指すような動きもみられるかもしれない。ただ、まずは27,500円を回復し、27,500円台固めということになるのだろう。
 
米国株が大きく下落したが日本市場は既に織り込んでいたということで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は案外しっかりとした動きになり、本日の日本市場も堅調な展開が期待される。空売りが積み上がっておらず、再度上値の重さ、戻りの鈍さを嫌気して売られるかもしれないが、下げ渋りとはなるだろう。指数に影響の大きな銘柄を買い上がる材料もなく、空売りが積み上がるかどうかが注目される。
 
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がしっかりとしていたが、昨日同様のパターンも想定しておいてもいいかもしれない。つまり、上値の重さなどが嫌気され、買戻し一巡となると買い気に乏しく、手仕舞い売りを急ぐ展開になるというパターンだ。まだ投げ売りが出るような状況でもないので、戻り売りが多いだろう。
 
戻りの鈍さが見られると下値を試す動きもあるかもしれない。下値を試す動きになったときに日経平均VIが急騰すればさらに大きく下落するのだろうが、下値もそれほど大きくはないと思う。下がっても27,000円を大きく下回るということはないと思う。
 
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