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株式市場、先物・オプション市場

 どこまで戻すか!? 月末の売りに注意!!

2021-09-30
 おはようございます。
 
 台風が近づいているが、まだ日が差しており、嵐の前の静けさという感じだ。株式市場は台風一過となるかどうかというところだが、まだ月末の売りもありそうだし、米国株もしっかりと戻したという雰囲気でもなく、波乱はありそうだ。まだまだ下落が続くと考えるかしっかりと戻すと考えるか意見も見方も別れるのだろうが、やはり下落の始まりと考えた方が言いのではないかと思う。
 
 下落の始まりと考えてポジションを軽くしたところがしっかりと戻したという場合はさらに買い場を探すとういうことができるし、儲けそこなったということになる。一方、ここが底値だと思って力いっぱい買って、逆に下落が続くということであれば、大きな損失となるのだから、慎重に見ておいて良いと思う。ただ、月末の売り、月初の買いというアノマリーが今回はあまり聞かれないので、逆に月末の売り、月初の買いが入るということで対処したい。
 
下値の目途とみられる29,500円水準で下げ渋りとなった形であり、この水準を底値にしての保ち合いとなるか、さらに下値を試すかということになりそうだ。ここから月末の売りに押されて下値を試したとしても29,000円台はキープできるだろう。逆に上値を試す動きとなっても3万円が上値ということになりそうだ。
 
米国株はまちまちだが大幅下落の反動が期待されて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調だった。それでも月末の売りに対する警戒などもあり、上値の重い展開となりそうだ。上値の重さが嫌気されたところで持高調整の売りなどが見られると昨日同様に一気に売られるということもありそうだ。逆に昨日のファーストリテイリングのように空売りが積み上がっている銘柄などには買戻しを急ぐ動きも入りそうで空売り次第、目先の需給次第という面もあるだろう。
 
上値の重い展開となることを想定してここから戻りを試す展開となったり、月初の買いが見られるところではコール売りなどが有効だろう。昨日のように大きく下落したところでは先日来話しているようにプット売り、コール買い、大きく反発となればコール売り、プット買いということで良いと思う。
 
うまく立ち回っていこうと考えるよりはまだ上昇するかもしれない、もっと下落するかもしれないというように余裕を持って対処した方が良いと思う。月末月初、日経平均の銘柄入れ替えなどもあり意外高、意外安も想定しておくと良いと思う。
 
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