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 冴えない始まりとなりそうだが・・・ 買戻しは続くか!? それとも29,500円程度まで下落となるか!?

2021-11-16
 
 穏やかな晴天が続いている。今日は少し風もあるようだが木枯らしとはほど遠い感じだ。株式市場も高くても安くても少し落ち着いた感じでもあり、穏やかな相場となっている。目先のバタバタした動きでない方がゆっくりとした投資ができるということで良いと思うし、大きな流れさえ掴んでおけば多少の上げ下げを気にせずに済むので楽だと思う。

 米国では再度金利の上昇が見られたが、いずれ金利は大きく上昇する場面も出て来るのだと思う。低金利が継続していても銀行株の決算は好調というものが多いのだから、金利が上昇するような局面ではさらに利益が出るということも考えられる。駄目だ駄目だと言われていた銀行株の動向が気になるところである。
 
29,500円を超えると買いも止まるという感じで上値を試すものの一気に3万円まで到達というような勢いも感じない。目先の需給での意外高ということはあっても総じて上値の重い展開となりそうだ。銀行株など割安銘柄の買い直しが見られそうで、まずは29,500円~29,800円程度での動きとなるのだろう。3万円を付けないということで手仕舞い売りが嵩んで29,000円程度までの下落もあるのだろう。
 
米国株が冴えない展開となったこともあり、本日の日本市場も売り先行となりそうだ。指数に影響の大きな銘柄の需給次第ということで大きく売られるということでもないのだろうが、特に買い上がる材料もなく買われていたものから手仕舞い売りに押されるということになりそうだ。
 
日経平均の3万円は遠いという雰囲気になっている。だから逆に意外高ということもありそうなので目先の需給をしっかりと見ておく必要もあるだろう。好調な決算を発表した銀行株などが見直されると割安銘柄全体の見直しにつながるのではないかと思う。
 
引き続き上値が重いということでコール売りを組み合わせた形で考えてみると良いと思う。ただし、3万円は超えるかもしれないという前提でポジションを取る方が安全だろう。29,500円~29,800円の保ち合いから、下値は29,000円程度まであるのではないかと思う。
 
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