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 最悪で27,500円か!? うまく行けば28,500円キープできるか!? 売りが売りを呼ぶ展開になるか!!

2021-11-29
 おはようございます。

 本日も天気が良く風もないが寒い朝となっている。本日は1年のうちで日の入りが一番早い日だ。株式市場も先週末に大きく下落したが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物ではさらに大きく下落しており、まずは下値を試す動きから始まりそうだ。ただ、本来であれば、米国株の下落などに反応したとしても織り込まれているはずであり、行き過ぎということなのだろう。

 新型コロナウイルスの変異株が取り沙汰されているが、昨年3月のようなことにはならないだろう。ただ、今回の暴落をきっかけに米国のバブルが弾けるということもあり、いったん戻す場面があっても米国の早期利上げやインフレ懸念、スタグフレーション懸念などから再度調整となると思う。それでも何度も上げ下げを繰り返しながらの調整だと思うので、下げたところでは下げ過ぎる、上げたところでは上げ過ぎるということを念頭に対処して行けば良いと思う。

28,500円という水準が節目と思うが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がいったん27,500円まで下落しており、28,000円を割り込む場面も出てきそうだ。28,500円をキープできれば29,000円まで戻しそうだが、28,000円を割り込むと28,500円あたりが上値となるだろう。

週末の米国市場は想定されたとはいえ大きな下落となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく売られたことから本日も売り先行となりそうだ。ただ、米国の下げも想定されていたものであり、寄り付きの機械的な売りが一巡となった後は底堅さもみられるのではないかと思う。買われすぎ銘柄の戻りは鈍いのだろうが、調整がある程度進んでいるものも多く、割安銘柄の底堅さは期待できそうだ。

急反発に備えながら暴落継続も警戒しなければならないということだろう。反発に期待する買いはコールの買いなど限定させるか、プット売り、先物売りなどというようにヘッジを交えながらの戦略が良いだろう。現物株を保有しているということであればプット買いなどのヘッジも有効だろう。

いずれにしても波乱含みということで大げさに想定しておく必要がありそうだし、ヘッジをかけるだけの余裕を持っての投資が良いだろう。米国株式バブルの崩壊の始まりということでもないと思うが、そう思っての対処も正解ではないかと思う。もし急反発となれば「買いそびれた」ということで済むが、買ってから大きく下落するようであれば大きな損失、あるいは塩漬けとなる可能性もあり、どちらが良いかをしっかりと考えるべきだと思う。

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