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株式市場、先物・オプション市場

 大納会のご祝儀買いもないだろうが・・・ 月末・年末の売りも懸念される!?

2021-12-30
 おはようございます。
 
 本日も良い天気で、株式市場は大納会となる。昔のように「半ドン」ではないので、何となく「年末」という雰囲気が薄れているが、やはり大納会と大発会は半日立ち合いにして欲しいと思う。その方が雰囲気が出て良いのではないだろうか。先物やオプションも半日立ち合いにすれば、1年の区切りという雰囲気もでるのではないかと思う。

 と言っても最近はお正月でも特に何も変わらない連休という雰囲気でもあり、年末だからということでもないのだろう。特に何も変わらない連休前の市場ということになるのだろう。日経平均は影響の大きな銘柄に買われすぎ銘柄が多く、手仕舞い売りに押されるものも多いのだろうし、上値の重い展開が続くのだろうが、年始高も期待され、売り難いのかそれでも年末に持ち高を減らすということで売られるのか、いずれにしても目先の需給だけで右往左往することになるのだろう。こうした時は逆に大きく売られたものを買っておくという手もありそうだ。
 
29,000円が上値という雰囲気になった。今度は下値を試すということなのだが、日経平均の水準というよりも年末年始の需給だけでの動きになるのだろう。当面は28,500円~29,000円の保ち合いということで良いと思うのだが、年末年始の米国市場の動向次第では年初から上にも下にも抜けることがあると思っていれば良いと思う。
 
本日は大納会ということで今年最後の立ち合いとなる。「年初に比べて」などということも言われる水準ではないが、買い気に乏しい展開から手仕舞売りに押されるのではないかと思う。昔であればご祝儀買いや掉尾の一振などと言われたが、逆に月末・年末の売りも懸念され、少なくとも買い急ぐようなことはないのではないかと思う。年末年始にオミクロン株の感染拡大がみられるという警戒も手仕舞い売りに拍車をかけることになるのではないだろうか。
 
年末年始ということで株を保有しているのであれば、コール売りやプット買いでのヘッジが有効だと思う。特に「カバードコール」と言われる手法でヘッジをしておけば、ヘッジコストもかからないので検討しても良いと思う。
 
逆に本日大きく下落するようであれば月初の買い、年初の買いに期待して見るということで良いのだろう。ポジションを既に軽くしたということであれば、コールなどを買っておくということでもいいのだろうし、コールとプットの安いものを両方買っておくという手もありそうだ。
 
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