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 本日も29,000円の攻防、2000の攻防となるのか!? 手仕舞い売りに押されて配当落ち分は埋められない?

2021-12-29
 おはようございます。
 
 今朝も相変わらず寒い朝となった。日中も日差しは暖かいのだが、風が冷たい。株式市場は米国株の上昇、特に半導体関連銘柄の上昇が一服となったことから本日は日本市場も冴えない展開となりそうだ。12月の配当落ちとなるのだが、12月決算銘柄は配当利回りが高いものが多く、昨日は配当取りの動きも見られたのだと思う。積極的に買い上がる材料もないと思ったが意外に大きな上昇となった。今日は反動も出るだろう。

 売り急ぐ材料もないが動いた方に大きく動くという状況には変わりないと思うので、いったん下落となると大きな下落となることもあるだろう。掉尾の一振期待もあるが、年末年始休暇中のオミクロン株の感染拡大も気になり、手仕舞い売りに押されるものも多くなるのだと思う。特に年末を意識するということでもないのかもしれないが、年末だからということで買戻しを急ぐ向きがいる一方で、手仕舞い売りを急ぐ向きもいることだけは確かで、一つの売り勢力であることも考慮しておくと良いと思う。
 
29,000円を超えてきたが、上値の重い展開となっており、目先的な過熱感が強いものも見られ再度下値を試す動きになるのだと思う。まだまだ保ち合いの範疇ということでいったんはここまでの上昇ということになりそうだ。29,000円の節目をしっかりと抜けてさらに上値を試すのは新年明けてからということになると思う。
 
米国株がまちまちということで冴えない展開となりそうだ。ただ、逆に売り急ぐような材料があるわけでもなく、売られれば買われ、買われれば売られるということで配当落ち分を埋めるような堅調な展開も期待される。一方で、昨日の反動から手仕舞い売りに押されるものも多いだろうし、上値の節目まで上昇したことでの達成感からの売りも嵩んで来るものと思う。月末・年末の売りも懸念され半導体関連銘柄の手仕舞い売りも出て来るだろう。
 
積極的に買い上がる材料もなく、買われ過ぎ感が出てきている銘柄も多くなっている。オミクロン株の感染拡大も懸念され、指数も上値の節目とみられる水準まで上昇したので、ここからは手仕舞い売りも嵩んでくるものと思う。
 
引き続きコール売り、プット買いで良いと思うが、コール売りで年を越すのが懸念されるということであれば、コール買いも交えてヘッジしておくということで良いだろう。年初高を警戒しつつ下落に備えるという対処で臨みたい。
 
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