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 今度は29,000円台固めとなるのか!? さらに29,500円を試すことになるのか!? 月初の買い次第!!

2022-01-05
 おはようございます。
 
 今朝もとても寒い朝だが、雲一つないいい天気となっている。株式市場も年初は「青空天井」とばかりに目先的な節目を一気に抜けて大きく上昇する展開となった。月初の買い、年初の買いが入ったと想定されるが、特に自動車株は「半導体不足解消」ということで買われ、円安が進んだことで買われている。買戻しなどが一巡となった後に値持ちが良いかを気にすることになる。

 ただ、自動車株や銀行株などは目先的な高値圏にあると言っても、バリュエーションから見るとまだまだ割安ということになるのだろうし、売り急ぐということにはならないだろう。一方で半導体関連銘柄などは買われ過ぎ感が強いものも見られ、いったんは指数を押し上げる役目から外れるということもありそうだ。これまで指数を押し上げたファーストリテイリングやソフトバンクGはさらに調整が続くことになると思う。
 
29,000円を超えたことで今度は29,000円固めとなるのかどうかということになりそうだ。半導体関連銘柄や高PER銘柄などは手仕舞い売りに押されることになるので、指数の上値は重いのだろうが、29,000円はしっかりとキープできそうだ。上値は29,500円を意識すると重くなるのだろう。
 
米国株はまちまちで、特に高PER(株価収益率)銘柄が売られたことや半導体関連銘柄が売られたことから、本日の日本市場は売り先行となりそうだ。ただ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が下げ渋っていたことや引き続き月初の買いが期待されることから売り一巡後にどこまで切り返すかということになるだろう。昨日のようなところまではいかないのだろうが、景気敏感株や金融株などが買われて底堅い堅調な展開が期待される。
 
引き続き日経平均などの指数は上値が重いということで良いと思う。売り上がりのスタンスは変えず、コール売り、プット買いのタイミングを測るということでいいだろう。自動車株など高値追いとなっているものよりはまだ上値余地もありそうな電子部品株や銀行株に注目だ。
 
日経平均が29,000円を超えたことで底入れからの戻り、さらに3万円を試すということが期待されるが、ここが上値ということになると思う。29,500円まで上昇するのかどうかは別にして今週が一つの高値ということで月初の買いが終れば、指数は調整となるのだろう。
 
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