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 金融政策決定会合も終わったが・・・ 米国の金利上昇を嫌気して買われすぎ銘柄が売られるのだろう!!

2022-01-19
 おはようございます。
 
 今朝は綺麗な月も見えたがその分寒い朝となった。天気は良いので日中は陽の当たるところでは暖かいのかもしれない。株式市場は米国が3連休明けということだが、大きな下落となり、日本市場も昨日は後場から急激に売られるという状況で本日も冴えない展開となりそうだ。指数に影響の大きな銘柄でも戻り売りに押され、買戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。

 年初高からの堅調な地合いが期待された新年相場だが、想定した通り月初の買いの後は金融緩和の終了を取り沙汰しては売られるという状況であり、しっかりと利上げが行われ、かつ企業業績は好調ということがはっきりするまでは金利に神経質な動きになるのだろう。それでも割安銘柄は特に売られることもないのだから、引き続き割安銘柄に目を向けておけば良いということだ。特に雰囲気だけ、あるいは周りが買わないからというだけで放置されていた低PER(株価収益率)、低PBR(株価純資産倍率)銘柄は見直し買いも入るのだと思う。
 
節目とみられる28,500円を超えると買えないという感じになった。今度は28,000円水準で買えるのかということになるのだが、日本では金融緩和の終了が示されなかったとは言え、世界的な金融緩和、金余りの終焉が見えてきており、業績面で買える銘柄しか買えないということになるのだろう。日経平均は引き続き28,000円台での保ち合いなのだろうが、本日は下値を試すことになるのだろう。
 
米国株が大きく下落したことを受け、本日の日本市場も売り先行となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物では28,000円の節目を割り込む場面もあり、日中の取引でも28,000円の攻防ということになりそうだ。決算発表が本格化する前に国内の市場でも特に買い上がる材料にも乏しく、戻れば売りという雰囲気になっているのだと思う。下値模索ということで買われ過ぎ銘柄などが売られることになりそうだ。
 
28,500円を超えれば売り上がりという戦略が今のところうまく行っている。そして今度は28,000円を試す動きになりそうで、まずは28,000円を割り込む、あるいは近づいたところからは買い下がりという感じで対処して良いと思う。まだまだ割高感もある銘柄も多いが、逆に割安銘柄の買いは続きそうで指数自体も底堅さがみられるのだろう。
 
28,500円から下はコール買い、プット売りという戦略で良いと思うが、まずは28,000円を割り込むかどうか、割り込んだところで売りが売りを呼ぶような展開になるのかどうかを見極める必要がある。引き続き割安銘柄に注目で、28,000円ではいったんは下げ渋ると思う。
 
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