主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 日銀次第だが・・・ 買われすぎが売られ、売られすぎが買われる相場には変わりない!?

2022-01-18
 おはようございます。
 
 今朝もとてもいい天気なのだが、風が冷たく寒い。さすがに一年で一番寒い季節ということだ。本日は満月で日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるので、株式相場も波乱があるのかもしれない。昔は株は新月で買って満月で売るなどということが言われた時もあったが、このアノマリーは今は誰もいうことはない。ただ、月の周期という意味では相場のサイクルと符合することもあるのだろうから、一応満月新月などの月の周期も知っていると良いのかもしれない。

 何でも相場の足しにしようと昔から考えており、皆それぞれに研究したものだが、今は簡単に、それこそ、いつが満月かなどもすぐにわかるので便利になった。ただ、相場というものは古今東西変わらずに人間心理のせめぎ合いの場なのであり、誰が何をするのか、何に反応する人が多いのか、何を見て動く参加者が主体なのか、などを考えることが相場を読むことに通じるのだと思う。果たして黒田さんが何をいうのか、そしてそれに誰がどのように反応するのか、今年の金融政策決定会合は大いに注目しておいて良いと思う。
 
節目とみられる28,500円を試す動きにもならなかった。それだけ警戒感が強いということであり、買戻しを急ぐ動きも少ないということだ。引き続き28,500円を中心とした保ち合いということだろうし、日銀の金融政策決定会合の結果次第で28,500円を試すのか、逆に28,000円を伺うことになるのかが決まるのだろう。
 
本日は米国市場が休場となり、お昼頃には日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。今年初めての金融政策決定会合だが、今年は米国での金融緩和の終了が示されており、世界的な金余りの終わりとなりそうだ。その始まりとしての金融政策決定会合でもあり、今年1年の方向性も見られるものと思われる。結果にどのように反応してくるのかが注目されるが、から売りが積み上がっている感じでもなく、買戻し一巡となったものから売られることになると思う。
 
堅調な地合いとなっているが、28,500円を超えれば売りを考えるというスタンスは変更しなくて良いと思う。金融政策に変更があるとすれば、金融緩和が終了するということであり、さらに緩和が進むということはないのだから、決算発表で好調な業績が期待される銘柄以外は冴えない展開になるのだろう。
 
個別の物色は引き続き低PER(株価収益率)、低PBR(株価純資産倍率)銘柄で良いと思うし、日経平均のポジションとしては保ち合いを前提としたポジションを取りたい。上がればコール売り、プット買い、下がればコール買い、プット売りの戦略に変更なしということだ。
 
詳しくは無料メルマガをご覧ください。
 →  https://s-pyxis.com