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株式市場、先物・オプション市場

 下げ渋りが期待されるが・・・ 割安銘柄はしっかりとした動きに!! 指数に騙されるな!!

2022-01-24
 おはようございます。
 
 昨晩は久しぶりに雨に降られたが、本日は雨も上がり薄日もさしている。株式市場は米国株からの土砂降り状態、猛吹雪が続いており、株価指数も下値を試す展開となっている。米国での金融緩和の終了が今回の暴落のきっかけだが、今週はその米国でFOMC(公開市場委員会)が開かれ、利上げに対してどこまで踏み込んだ発表があるかということでまだまだ波乱もありそうだ。

 とは言っても、バブルが弾けるというときはこんなもので、特に何がどうしたということでもなく、上がるから買われていたものが下がるから今のうちに売っておかなければ、ということで売り急ぐ展開となっている。空売りが多いということであれば、買い戻しも入るのだろうが、投げ売り状態であり、元々が割高感があっても、上がるからと思って買っていたものだから、どこまで下がるかわからないという恐怖感があるものと思う。日経平均などの指数を見るときにこうした時こそ、構成銘柄の底値がどのあたりか、冷静に見てから指数の底値を想定するということで良いのだろう。下落懸念が強いときこそ、下値不安が少ないものがリスク回避の逃避先となるのだから、引き続き割安感が強い銘柄が注目される。
 
何とか27,500円の節目を抜けて終わったと安堵していたのだが、米国株の下落が止まらず、再度27,000円を目指すことになりそうだ。日本株の割安感が見直される水準ではあると思うので、割安銘柄が下支えとなって、27,000円を意識するところでは下げ止まるのではないかと思う。当面は下値模索ということで、28,000円あたりまでの戻りは期待される。
 
週末の米国株が大きく下落、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も急落となったことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。米FOMC(公開市場委員会)を控えて、金融緩和の終了が懸念され、決算発表も本格化するなかでさらに持高調整の売りが嵩みそうだ。から売りの買い戻しがどこまで入るのかという目先の需給で下げ渋りとなるのかどうかということになりそうだ。
 
指数自体は割安銘柄が下支えとなるのではないかと思うが、少なくとも上値は重い状況が続きそうだ。戻れば売りということで我々も戻すところではコール売り、プット買いで良いと思う。行使価格の低いプットオプションの出来高が多いと新聞でも報じられているが、だからと言ってその水準まで下落するということでもない。
 
27,000円を意識するところまで売られるということであれば、プット売り、コール買いを考えても良いと思う。ボラティリティーが高くなるようであれば、先物売り、プット売りという戦略も良いと思う。株式保有が多く、不安という場合にはコール売りやプット買いで対処して見るといいだろう。
 
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