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株式市場、先物・オプション市場

 上値を試す展開となるのだろうが27,500円まで届くのかどうか・・・ 戻り過程で空売りが積み上がればさらに上昇するのだろう・・・

2022-07-20
 おはようございます。
 
 今朝も蝉の声が聞こえ梅雨明けという雰囲気になってきた。今年は梅雨明けがやたら早かったが梅雨が2回に別れたという感じだ。株式市場も米国株の暴騰で底入れ感も出てきているが、芳しくない決算発表も多く、まだまだ本格的な上昇ということにならないだろう。日本市場でもインフレ懸念が薄れるということはなさそうで、インフレの企業業績への影響が取りざたされるのかどうかが注目される。さらに好調な企業が多くなれば金融緩和の終了が取りざたされることになるので、ここから一気に上昇トレンドとなるということでもないだろう。

 さすがに米国株も底堅さが見られてきたが、それでもまだまだ本格的な戻りとはほど遠いものが多い。日本市場は逆に大きく下がっていない銘柄が多いのでここから上昇となっても上値も重くなるのだと思う。ファーストリテイリングのように空売りが積み上がっている銘柄が買い戻しで大きく買われるということなのだろうが、買い戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。逆にここからの上昇で空売りがさらに積み上がるようであれば意外に大きく戻すということになるのだろう。
 
27,000円を超えて27,000円台定着となるのかどうかということだが、27,000円を超えて買い戻しが一巡となると上値も重くなり、再度27,000円を割り込むのではないかと思う。決算動向を見極め、金融政策を見極めるということになるのだと思う。まずは27,500円まで届くのかどうかが注目される。
 
米国株が大暴騰となったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく27,000円を超え、さらに上値の節目とみられる27,500円を意識するところまで上昇しており、寄り付きから買い戻しを急ぐ動きとなって、空売りが積み上がっている銘柄から買われるということになりそうだ。日銀の金融政策決定会合や決算発表もあり、最後まで買い切れるのかどうか、割安銘柄がしっかりと買われるのかどうかが注目される。
  
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