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 ウォルマート決算の影響は!? いずれにしても買い戻し一巡となったものから売られそうだ・・・

2022-07-26
 おはようございます。
 
 今朝はまた梅雨空というような感じだが、雷もなっていた。昔は雷といえば「夕立」というように思っていたが、今は朝でも雷がなるということだ。時代とともに気候も変わってきているということなのだろう。株式市場も時代ととともにというかその時々では動きが変わってきているが、昨年までのようないけいけどんどんにはなっていない。根本的には世界的な金融緩和が行き過ぎたということであり、米国に見られた「適温相場」はとっくの昔に終焉しているということだ。

 これからは金融相場から業績相場に移行するというところであり、日本でもデフレ脱却となるかどうかということになる。インフレが進んで物価高となっているが、物価高が企業業績の向上に結びつけばデフレ脱却となり、株式市場も大きく上昇するということなのだろう。決算発表が本格化する中で物価高がプラスとなるのかどうかが注目されるが、業績向上に結びついたところではまずは金融緩和の終了という試練が欧米に遅ればせながら待ち受けているということになるのだろう。足元の急騰もあくまでも買い戻し主体の指数だけが上昇するということであり、まだまだ保ち合い相場継続ということなのだろう。
 
28,000円を超えなかったことで手仕舞い売りに押されるものも多かったが空売りが積み上がっている銘柄などを中心にまだまだ買い戻しも多く下げ渋っている。本日は昨日の終値近辺である27,700円当たりを上値となるか、もう少し上値の27,800円を上値とし、下値はまずは27,500円水準を試すことになりそうだ。大きな流れは全く変わっておらず、26,000円台まで下落することになると思う。まだまだ保ち合い相場が続くということだろう。
 
米国株はまちまちとなり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は案外値持ちが良かったのだが、米国での時間外取引でウォルマートが大きく売られていることもあり、冴えない展開となりそうだ。決算発表が本格化するなかで決算動向次第ではあるものの、買われすぎ銘柄を中心に手仕舞い売りに押されるものも多くなるのだと思う。目先的に買われていた銘柄が売られるということになりそうで、指数も先週の反動安が続くのではないかと思う。
 
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